...童部は熟語ではありません...
...中には竹馬に跨った童部(わらべ)も交って...
芥川龍之介 「邪宗門」
...素早く童部(わらべ)の手から竹馬をひったくって...
芥川龍之介 「邪宗門」
...さっき竹馬を持っていた童部(わらべ)が一人...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」童部(わらべ)はこう何度も喚(わめ)きましたが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」童部(わらべ)はまたこう繰り返しましたが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...その道理が童部(わらべ)に通じたと云うよりは...
芥川龍之介 「邪宗門」
...童部(わらべ)の傍(かたわら)へ歩みよって...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」童部(わらべ)は竹馬を抛り出すと...
芥川龍之介 「邪宗門」
...と同時に牛飼(うしかい)の童部(わらべ)を始め...
芥川龍之介 「邪宗門」
...蛮絵(ばんえ)を着た童部(わらべ)たちに画棹(がとう)の水を切らせながら...
芥川龍之介 「邪宗門」
...心ない童部(わらべ)に嘲(あざけ)らるるは元より...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...また童部(わらんべ)たちに煽(あお)いででも貰おうか...
芥川龍之介 「竜」
...童部(わらんべ)たちもその大団扇(おおうちわ)を忘れずに後からかついで参れ...
芥川龍之介 「竜」
...「こりゃ童部(わらんべ)たち...
芥川龍之介 「竜」
...女童部(めわらべ)の物語にする...
南方熊楠 「十二支考」
...上古の呪ひには斯る作法も種々有ただらうが、追々作法を廢して口計りで詛言を吐く事と成たは、同じ物語に、昔し男、宮の中にて或る御達(ごたち)の局の前を渡りけるに、何の仇にか思ひけん、よしや草葉のならんさが見んと云ければ、男「罪もなき人をうけひば忘れ草おのが上にぞおふと云なる、」是は一話一言十八に、童部の誓言に、大誓文齒腐れ、親の頭に松三本と云るは、頭に松を生ずる事には非じ、墓の木の拱せるを云るなるべしと有る如く、自死し墓の上に忘れ草が茂れと詛ふためだろ、忘れ草を墓に栽ゑた話は今昔物語三一に出づ...
南方熊楠 「詛言に就て」
...童部(わらはべ)よ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...女童部屋(めわらべべや)...
吉川英治 「源頼朝」
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