例文・使い方一覧でみる「竝」の意味


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...(ならび)に不可無し...   竝に不可無しの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...竈屋の上り鼻に腰をべて掛けた二人は...   竈屋の上り鼻に腰を竝べて掛けた二人はの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...それでそれから大國主とスクナビコナとお二人がんでこの國を作り堅めたのです...   それでそれから大國主とスクナビコナとお二人が竝んでこの國を作り堅めたのですの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...路の木に、藥師の昔の繁昌も思ひやられて、寺内に入る...   路の竝木に、藥師の昔の繁昌も思ひやられて、寺内に入るの読み方
大町桂月 「南洲留魂祠」

...數町ゆきて左折し、桃林の中をゆけば、櫻の木の奧に、金乘院あり...   數町ゆきて左折し、桃林の中をゆけば、櫻の竝木の奧に、金乘院ありの読み方
大町桂月 「春の郊外」

...六尺の體(み)に人みの膽は有りながら...   六尺の體に人竝みの膽は有りながらの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...公卿華胄の公達(きんだち)も敢えて肩をぶる者なく...   公卿華胄の公達も敢えて肩を竝ぶる者なくの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...いつか東京の三越の人形棚の中に此人形が澤山んで居るのを見つけた時は我が子に廻り會つた思ひがして嬉しかつた...   いつか東京の三越の人形棚の中に此人形が澤山竝んで居るのを見つけた時は我が子に廻り會つた思ひがして嬉しかつたの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...左側には未感染兒童が行儀よくんで居た...   左側には未感染兒童が行儀よく竝んで居たの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...彼等二人のんだ顔がしつこく刻みつけられるようになった...   彼等二人の竝んだ顔がしつこく刻みつけられるようになったの読み方
豊島与志雄 「運命のままに」

...麺麭(パン)までを一ツ々々べて居る...   麺麭までを一ツ々々竝べて居るの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...びに行政各部を指揮監督する...   竝びに行政各部を指揮監督するの読み方
日本国 「日本國憲法」

...ひとり私のかんがへてゐることは、もえあがるやうな大東京の夜景です、かかるすばらしい都會に住んでゐる人たちは、さかんなもりあがる群集をして、いつも磨かれたる大街道で押しあひ、入りこみたる建築と建築との家のあひだにすべりこむ、そこにはさびしい裏町の通りがあり、ゆがんだ酒場(バアー)の軒がごたごたと混みあつてゐる、だぶだぶとながれる不潔な掘割、煤煙ですすぼけたその附近の悲しい空氣、そしてせまくるしい往來では、いつも醉つぱらつた勞働者の群が混雜してゐる、また一方には立派な大市街、ぴかぴか光る會社の眞鍮扉錠(ドアハンドル)、紳士のステツキ、磨いた靴、石の敷石、歩道の木、窓、窓、窓、窓、中央停車場(ステーシヨン)ホテルの窓、また一方はにぎやかな大通、むらがる花のやうな美人の群、疾行するもの、馬車、自働車、人力車、無數の電車、淺草公園雷門、カフエ、劇場、音樂、理髮師、淫賣、家主、學生、大人に子供、ああ、愉快なるメリイゴーラウンド、轉木馬の上の東京大幻想樂(フアンタジイ)...   ひとり私のかんがへてゐることは、もえあがるやうな大東京の夜景です、かかるすばらしい都會に住んでゐる人たちは、さかんなもりあがる群集をして、いつも磨かれたる大街道で押しあひ、入りこみたる建築と建築との家竝のあひだにすべりこむ、そこにはさびしい裏町の通りがあり、ゆがんだ酒場の軒がごたごたと混みあつてゐる、だぶだぶとながれる不潔な掘割、煤煙ですすぼけたその附近の悲しい空氣、そしてせまくるしい往來では、いつも醉つぱらつた勞働者の群が混雜してゐる、また一方には立派な大市街、ぴかぴか光る會社の眞鍮扉錠、紳士のステツキ、磨いた靴、石の敷石、歩道の竝木、窓、窓、窓、窓、中央停車場ホテルの窓、また一方はにぎやかな大通、むらがる花のやうな美人の群、疾行するもの、馬車、自働車、人力車、無數の電車、淺草公園雷門、カフエ、劇場、音樂、理髮師、淫賣、家主、學生、大人に子供、ああ、愉快なるメリイゴーラウンド、轉木馬の上の東京大幻想樂の読み方
萩原朔太郎 「都會と田舍」

...博物館(はくぶつかん)にはいろ/\の美(うつく)しいものや珍(めづら)しい品物(しなもの)が(なら)べてあります...   博物館にはいろ/\の美しいものや珍しい品物が竝べてありますの読み方
濱田青陵 「博物館」

...それらは洞穴(ほらあな)の傍(そば)にある番人小屋(ばんにんごや)にある小(ちひ)さな陳列室(ちんれつしつ)に(なら)べてありました...   それらは洞穴の傍にある番人小屋にある小さな陳列室に竝べてありましたの読み方
濱田青陵 「博物館」

...前に云へる如く我日本は歐米諸國に對して立の權を取り...   前に云へる如く我日本は歐米諸國に對して竝立の權を取りの読み方
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」

...少女は改札口にんでゐる人々の後へ父と一緒にんで停つた...   少女は改札口に竝んでゐる人々の後へ父と一緒に竝んで停つたの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...濡れた砂の上には網からあけられたしらすが笊(ざる)に四五杯置きべてあつた...   濡れた砂の上には網からあけられたしらすが笊に四五杯置き竝べてあつたの読み方
若山牧水 「鴉と正覺坊」

「竝」の読みかた

「竝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竝」


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