...楯(たて)を竝(なら)べて射(い)る...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...彼はいろ/\な惡口を竝べたてゝ...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...神學の研究でも竝々ならぬ練達の士であつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...やつぱり同じ歩調で肩を竝べて歩いて行つた...
田山花袋 「道綱の母」
...家のものと一緒に竝べているが...
豊島与志雄 「女客一週間」
...勘次(かんじ)は二(ふた)つを等半(とうはん)に交(ま)ぜてそれから又(また)大(おほ)きな南瓜(たうなす)を三(み)つばかり土間(どま)へ竝(なら)べた...
長塚節 「土」
...離婚竝びに婚姻及び家族に關するその他の事項に關しては...
日本国 「新憲法の解説」
...離婚竝びに婚姻及び家族に關するその他の事項に關しては...
日本国 「日本國憲法」
...青猫この美しい都會を愛するのはよいことだこの美しい都會の建築を愛するのはよいことだすべてのやさしい女性をもとめるためにすべての高貴な生活をもとめるためにこの都にきて賑やかな街路を通るのはよいことだ街路にそうて立つ櫻の竝木そこにも無數の雀がさへづつてゐるではないか...
萩原朔太郎 「青猫」
...ぼんやり竝んで坐つてる...
萩原朔太郎 「宿命」
...青猫この美しい都會を愛するのはよいことだこの美しい都會の建築を愛するのはよいことだすべてのやさしい娘等をもとめるためにすべての高貴な生活をもとめるためにこの都にきて賑やかな街路を通るはよいことだ街路にそうて立つ櫻の竝木そこにも無數の雀がさへづつてゐるではないか...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...君は今でも世間竝の小説家ではない...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...一間(いつけん)ほどの距離(きより)を置(お)いて竝(なら)んでゐるといふようなあり樣(さま)であります...
濱田青陵 「博物館」
...それと竝んで扁理は考へ深さうにうつむきながら歩いてゐた...
堀辰雄 「聖家族」
...とても判讀の出來ない態の達者な文字が讀みきれぬ程竝んでゐた...
牧野信一 「痴日」
...しげ/\と立ち竝んだ松原のはづれ...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
...そして立つて窓際に主人と竝びながら其處此處と眼を移して...
若山牧水 「熊野奈智山」
...次から次と押し竝んで茂つてゐる森林の靜けさ美しさも私を醉はすものである...
若山牧水 「樹木とその葉」
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