...兵站監部(へいたんかんぶ)の将校たちは...
芥川龍之介 「将軍」
...肝腎(かんじん)の兵站(へいたん)部がない様な塩梅(あんばい)で...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...「鞍山站(あんざんたん)は落ちたですか」「一昨日(おととい)落ちた...
田山花袋 「一兵卒」
...そこに兵站部があるから行って医師に見てもらうさ」「まだ遠いですか?」「もうすぐそこだ...
田山花袋 「一兵卒」
...新台子の兵站部は今雑沓(ざっとう)を極めていた...
田山花袋 「一兵卒」
...鞍山站の馬鞍(ばあん)のような山が暗くなって...
田山花袋 「一兵卒」
...兵站部に軍医がいるだろう?」「いますがナ……こんな遅く...
田山花袋 「一兵卒」
...鞍山站に向かって発車したころは...
田山花袋 「一兵卒」
...この運動の経過する範疇は全く方法の場合に於ける三つの兵站――研究方法・学問構成・対象規定――に平行することはそうありそうなことである...
戸坂潤 「科学方法論」
...故に方法概念が概念的運動に於て対象と対立するものとしての兵站を進出する時...
戸坂潤 「科学方法論」
...兵の強さは兵站部(へいたんぶ)の強さにある...
本庄陸男 「石狩川」
...而してこれを日清戦争の実際に徴するに待遇の厚薄は各軍師団各兵站部(へいたんぶ)に依りて一々相異なり...
正岡子規 「従軍紀事」
...日本の陸軍が何十年か前の平面的戦術を継承して兵站線の尾を蜒々(えんえん)と地上にひっぱり...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...伊沢氏は詞場に酣戦してゐる茶山がために兵站の用をなしてゐたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兵站部(へいたんぶ)の雑兵が来ていう...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ兵站部(へいたんぶ)のけむりのみが...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして休息ついでに早目な晩の兵站(へいたん)に夕煙を揚げはじめた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...兵站部(へいたんぶ)は炊煙をあげた...
吉川英治 「日本名婦伝」
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