...研究の立脚地はこの論文にある...
...政策の立脚地を見直す必要がある...
...彼は自分が立脚地を持っていないことを自覚している...
...プレゼンの立脚地があやふやだったため、説得力を持っていなかった...
...立脚地が不十分な議論は説得力に欠ける...
...平氏の立脚地は西国にあり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...はた其事業の立脚地として...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...併し後者の立脚地より見れば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...然るにドン・ホアンの倫理的立脚地は徹底的主我主義(イゴイズム)でなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...すでにデカルトは自己意識――我考う故に我在り――を哲学的省察方法の立脚地としたことは能く知られている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...それは自己の立脚地を忘れることであり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そのような資格を有った新しい立脚地は原理的には無いのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...勿論作家と批評家とは可なり異る立脚地に立つものであるが...
豊島与志雄 「作品の倫理的批評」
...われわれはジャン・ヴァルジャンの立脚地に身を置き...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いったいわれらの立脚地はどこにあるのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな時にどうすれば詩的な立脚地(りっきゃくち)に帰れるかと云えば...
夏目漱石 「草枕」
...余が隣りの法律家を視る立脚地とは自(おのず)から違う...
夏目漱石 「写生文」
...ところが歴史的研究だけを根本義として自己の立脚地を定めようとすると...
夏目漱石 「創作家の態度」
...明(あきら)かに諸君の立脚地をわれらに誨(おし)えられる義務が出て来るだろうと考える...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...余の立脚地と抱負とを明かにするは...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...こうした文学の立脚地は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一たび古池の句に自家の立脚地を定めし後は...
正岡子規 「俳人蕪村」
...ここに来て始て己の立脚地がぐらついて来たぞ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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