...研究の立脚地はこの論文にある...
...政策の立脚地を見直す必要がある...
...彼は自分が立脚地を持っていないことを自覚している...
...プレゼンの立脚地があやふやだったため、説得力を持っていなかった...
...立脚地が不十分な議論は説得力に欠ける...
...はた其事業の立脚地として...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...高調の方面を異にする點に於いてトルストイの立脚地と對立する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...吾人の立脚地は自ら自然的科學的の立場を離れて宗教的神祕的の立場に移る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...優れたる人の立脚地よりすれば神の世界に於ける一切の現象は凡て肯定さる可きものかも知れない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺は現在の立脚地を明かにするために...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...さうしてドン・ホアンの倫理的立脚地も此侯爵夫人と等しきイゴイズムになければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...我輩は経済上の立脚地より観て...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...一方は主として宗教上の立脚地より...
高木敏雄 「比較神話学」
...人類学的立脚地、固より可なり、宗教学的立脚地、また固より可なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...そのような資格を有った新しい立脚地は原理的には無いのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...氏が其哲學上の汎神論の立脚地よりして...
朝永三十郎 「學究漫録」
...彼は細君の立脚地を覆(くつが)えしてることには気づかなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いったいわれらの立脚地はどこにあるのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな時にどうすれば詩的な立脚地(りっきゃくち)に帰れるかと云えば...
夏目漱石 「草枕」
...近頃では宿命論者の立脚地から人と交際をしている...
夏目漱石 「坑夫」
...ところが歴史的研究だけを根本義として自己の立脚地を定めようとすると...
夏目漱石 「創作家の態度」
...こうした文学の立脚地は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...鴎外はハルトマンの哲學といふ立脚地あり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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