...研究の立脚地はこの論文にある...
...政策の立脚地を見直す必要がある...
...彼は自分が立脚地を持っていないことを自覚している...
...プレゼンの立脚地があやふやだったため、説得力を持っていなかった...
...立脚地が不十分な議論は説得力に欠ける...
...現在の立脚地から見て...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...併し觀察の視點を外面的比較的の立脚地より内面的絶對的の立脚地に遷し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自分の立脚地と全然無關係に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...俺は幸福説の立脚地に立つて嚴肅説や直覺説を非難し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...さうしてドン・ホアンの倫理的立脚地も此侯爵夫人と等しきイゴイズムになければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺は飽くまでも此立脚地を固執する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...将来に於ける我々の立脚地は国民である...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...我輩は経済上の立脚地より観て...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...勿論作家と批評家とは可なり異る立脚地に立つものであるが...
豊島与志雄 「作品の倫理的批評」
...もし人情なる狭(せま)き立脚地に立って...
夏目漱石 「草枕」
...近頃では宿命論者の立脚地から人と交際をしている...
夏目漱石 「坑夫」
...新たに一戸を構えた君とは自から立脚地が違うからな」と言語はすこぶるむずかしいがとにかく余の説に賛成だけはしてくれる...
夏目漱石 「琴のそら音」
...自己の立脚地を知るの便宜(べんぎ)になる...
夏目漱石 「作物の批評」
...私はそれから文芸に対する自己の立脚地(りっきゃくち)を堅(かた)めるため...
夏目漱石 「私の個人主義」
...こうした文学の立脚地は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一たび古池の句に自家の立脚地を定めし後は...
正岡子規 「俳人蕪村」
...ここに来て始て己の立脚地がぐらついて来たぞ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それがフォクロアの学問の単独の立脚地であって...
柳田国男 「海上の道」
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