...彼の意見は表象的すぎて、具体的な提案がない...
...問題を表象的に捉えすぎると、解決策が見つけにくくなる...
...彼女は表象的な美しさではなく、内面の美しさに惹かれた...
...政治家のスピーチには、表象的な表現が多く含まれることがある...
...表象的なイメージから、本当のところが見えにくいことがある...
...というのは、吾々が断片的な思考に於て、表象的に概念し、判断し、推論する場合から始めて、体系的なる思考に於ける今の夫々の場合に至るまで、凡そ思考が正しくあろうためには是非ともそれに従わなければならない規則をそれは取り扱う...
戸坂潤 「科学方法論」
...ギリシア的な表象的な限定性とは凡そ反対なものだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...何かの構造を表象的に描いたものであるかも知れないが...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...この簡単な装置がどんなに表象的に見え...
野口米次郎 「能楽論」
...少しも表象的に伝へてゐない...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...あのやうな複雑な表象的画題に対して斯んな卑俗な考へを持つことに...
牧野信一 「階段」
...知識の倫理の問題はまた認識の主体が単に表象的・思惟的なものでなく全体の人間であると主張する立場とも差当り無関係である...
三木清 「哲学入門」
...この第二の判斷といはれる要素がそれ自身表象的なものであつてはならぬことは明かである...
三木清 「認識論」
...判斷の論理的本質は問のうちにある表象的要素の肯定或ひは否定なしには考へることができない...
三木清 「認識論」
...單なる表象的思惟的活動のうちに...
三木清 「認識論」
...もし我々にして單に表象的な主體であるならば...
三木清 「認識論」
...そこからして單に表象的にのみでなく...
三木清 「歴史哲學」
...かやうな自己は單なる表象的自己ではなくて行爲的自己である...
三木清 「論理と直觀」
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