...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...得たりと医師は膝立直して...
泉鏡花 「活人形」
...ぎよツとしたやうに退ると立直つて提灯を持直した...
泉鏡花 「遺稿」
...ぎょッとしたように退(すさ)ると立直って提灯を持直(もちなお)した...
泉鏡花 「遺稿」
...又(また)一方(ぱう)から云(い)へば金(きん)の解禁(かいきん)をなすことが日本(にほん)の經濟(けいざい)の立直(たてなほ)しを爲(な)し將來(しやうらい)の財界(ざいかい)の安定(あんてい)を招來(せうらい)する所以(ゆゑん)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...併(しかし)ながら日本(にほん)の經濟(けいざい)の立直(たてなほし)をなし...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...又(また)一方(ぱう)に我國(わがくに)の經濟(けいざい)は立直(たてなほ)しが出來(でき)て堅實(けんじつ)なる基礎(きそ)の上(うへ)に立(た)つのであるからこれより來(きた)る生産費(せいさんひ)の低減(ていげん)によりて失(うしな)ふ處(ところ)を償(つぐな)ふ丈(だ)けの用意(ようい)と覺悟(かくご)をなすべきことゝ考(かんが)へるのである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...中江は少し立直った...
豊島与志雄 「立枯れ」
...立直りざまがらりと引開け...
豊島与志雄 「白日夢」
...仕立直しのモンペ姿もきちんとして...
永井荷風 「にぎり飯」
...作者の心緒と対象の真相とを並立直写したものである...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...これもすこやかに立直った...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...そして数年の後我国の商業的競争国が最近の不況から立直る時には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...」おつぎは新しい興味を此の仕立直に持つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...そいでお前も立直れだろ? わかってるよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...立直ろうとも! 勤労階級の側に立つとも! 弁証法結構だ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...少しずつ立直ってゆけるように思えた...
山本周五郎 「つばくろ」
...それが幾らかでもそこもとの立直るちからになって呉れればよいと思って……」少しも驕(おご)ったところのない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...剣士として立直ることは...
山本周五郎 「風流太平記」
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