...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...渠は膝を立直して小さい汚ない机に向つた...
石川啄木 「病院の窓」
...とそこで一つ腰を屈(かが)めて、立直った束髪は、前刻(さっき)から風説(うわさ)のあった、河野の母親と云う女性(にょしょう)...
泉鏡花 「婦系図」
...立直って後姿になって...
泉鏡花 「婦系図」
...もう一度立直れるかどうか...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...おかの! 仕立直したら新次郎にも...
橘外男 「仁王門」
...みな、立直った気持で、働きたがっております...
豊島与志雄 「乾杯」
...ハムレットからドン・キホーテへ作家を立直らせることである...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...平素着の仕立直しだのつまらない物の手入れなどを...
豊島与志雄 「椎の木」
...立直ろうとしている庄吉の腰を蹴った...
直木三十五 「南国太平記」
...クルリと廻つて羽目板を力に漸(ようや)く立直りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの位な腕前は、さうザラにあるもんぢやないから、屹度立直る...
長谷川時雨 「あるとき」
...千葉家(ちばけ)を負(お)ふて立(た)つ大黒柱(だいこくばしら)に異状(いじやう)が有(あ)つては立直(たてなほ)しが出來(でき)ぬ...
樋口一葉 「われから」
...これをなんだと君は思う? え?……なんとかして立直ろうとしているんだと俺は思う...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...これは立直ろうとしている姿なんだよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...大留がすっかり立直るまで...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...おれは立直ろう、と新八は自分に誓った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...立直る第一はおみやの誘惑を拒絶することだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そのときはじめておせんをちからづよく立直らせた...
山本周五郎 「柳橋物語」
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