...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...打震えて力無き膝立直して起き返り...
泉鏡花 「活人形」
...お蔦は立直って腰障子へ手をかけたが...
泉鏡花 「婦系図」
...立直って後姿になって...
泉鏡花 「婦系図」
...その喫驚した自分の心を立直すために...
豊島与志雄 「電車停留場」
...「先日のお召物(めしもの)を仕立直してまいりました...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...ハツと驚いて立直ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...軈(やが)て雪洞(ぼんぼり)の火先(ひさき)が立直って...
二葉亭四迷 「平凡」
...虚無主義を克服して内から立直らなければならない...
三木清 「人生論ノート」
...(下を向く)長五 (いいつのる)そうだろうが! 世の中が立直しがあるとか何とかで変にゴタゴタとグレハマに騒ぎ出したなあ今日や昨日のことじゃ無え...
三好十郎 「斬られの仙太」
...立直って再び襲いかかって来る博徒等が...
三好十郎 「斬られの仙太」
...円陣を乱されて立直ろうと混乱している博徒の群に斬って入る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...立直ろうとも! 勤労階級の側に立つとも! 弁証法結構だ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...――あれが自分の立直る機会だった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...御用ででもいらっしゃったんですか」「なにそうでもないが」相手はようやく立直ったという顔つきで...
山本周五郎 「新潮記」
...少しずつ立直ってゆけるように思えた...
山本周五郎 「つばくろ」
...師範として立直ることはできなかったが...
山本周五郎 「風流太平記」
...その呼吸の香(か)に酔わされたかのように若林博士はヒョロヒョロと立直りました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...全陣形の立直しに...
吉川英治 「上杉謙信」
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