...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...打震えて力無き膝立直して起き返り...
泉鏡花 「活人形」
...とそこで一つ腰を屈(かが)めて、立直った束髪は、前刻(さっき)から風説(うわさ)のあった、河野の母親と云う女性(にょしょう)...
泉鏡花 「婦系図」
...立直るや否や、剣(つるぎ)を抜いて、頭上に翳(かざ)し、ハタと窓外を睨(にら)む...
泉鏡花 「海神別荘」
...收入(しうにふ)の減(へ)つた時(とき)に於(おい)ても尚(な)ほ經濟界(けいざいかい)の立直(たてなほ)しが出來(でき)ずに居(ゐ)る...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...これを秋の句に仕立直すなら...
心猿 「荷風翁の發句」
...今度はひよいと立直して...
薄田泣菫 「旋風」
...ハムレットからドン・キホーテへ作家を立直らせることである...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...平素着の仕立直しだのつまらない物の手入れなどを...
豊島与志雄 「椎の木」
...ルイザが丹念に手ぎわよく仕立直したものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その喫驚した自分の心を立直すために...
豊島与志雄 「電車停留場」
...気候の不順は夏になっても立直らず...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...――これまでの彼に見つからぬやうにと特に母が仕立直しておいたといふ亡父の夏の一張羅を着せられ...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...」おつぎは新しい興味を此の仕立直に持つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...円陣を乱されて立直ろうと混乱している博徒の群に斬って入る...
三好十郎 「斬られの仙太」
...少しずつ立直ってゆけるように思えた...
山本周五郎 「つばくろ」
...そしてこれではならないと立直ったとき...
山本周五郎 「日本婦道記」
...剣士として立直れと云ってくれた...
山本周五郎 「風流太平記」
...師範として立直ることはできなかったが...
山本周五郎 「風流太平記」
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