...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...渠は遽かに膝を立直して腕組をしたが...
石川啄木 「病院の窓」
...」と、立直って、襟の下へ一寸(ちょっと)端を見せてお札を受けた、が、老僧と机ばかり円光の裡(うち)の日だまりで、あたりは森閑(しんかん)した、人気のないのに、何故か心を引かれたらしい...
泉鏡花 「遺稿」
...お蔦は立直って腰障子へ手をかけたが...
泉鏡花 「婦系図」
...又(また)一方(ぱう)に我國(わがくに)の經濟(けいざい)は立直(たてなほ)しが出來(でき)て堅實(けんじつ)なる基礎(きそ)の上(うへ)に立(た)つのであるからこれより來(きた)る生産費(せいさんひ)の低減(ていげん)によりて失(うしな)ふ處(ところ)を償(つぐな)ふ丈(だ)けの用意(ようい)と覺悟(かくご)をなすべきことゝ考(かんが)へるのである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...平素着の仕立直しだのつまらない物の手入れなどを...
豊島与志雄 「椎の木」
...経済的に生活の立直しをするため...
豊島与志雄 「道化役」
...立直りざまがらりと引開け...
豊島与志雄 「白日夢」
...仕立直しのモンペ姿もきちんとして...
永井荷風 「にぎり飯」
...作者の心緒と対象の真相とを並立直写したものである...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...「ワッ」二三歩泳いで立直るガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文久非常時を立直すことができると...
服部之総 「新撰組」
...気候の不順は夏になっても立直らず...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...」おつぎは新しい興味を此の仕立直に持つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...此間蟒が酒をぶつかけた着物の仕立直しを持つて來た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...御用ででもいらっしゃったんですか」「なにそうでもないが」相手はようやく立直ったという顔つきで...
山本周五郎 「新潮記」
...おれは立直ろう、と新八は自分に誓った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そのときはじめておせんをちからづよく立直らせた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...全陣形の立直しに...
吉川英治 「上杉謙信」
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