...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...得たりと医師は膝立直して...
泉鏡花 「活人形」
...併(しかし)ながら日本(にほん)の經濟(けいざい)の立直(たてなほし)をなし...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...過去(くわこ)六箇月(かげつ)間(かん)に國民(こくみん)が一致(ち)協力(けふりよく)して國民經濟(こくみんけいざい)の立直(たてなほし)に努力(どりよく)して...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...彼が立直れないうちに...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...百城は、手荒く、手綱を引いて、馬の首を、七瀬の方へ向けつつ「いや――一言」馬の首を、立直して、小走りに行く七瀬の後方から「綱手殿が――」七瀬は、振向いて「ええ?」百城は、じっと、七瀬の眼を見つめて、暫く、黙っていたが「綱手殿のことを、御存じでは?」「綱手が?」四ツ本が、遠くで、馬をとめていたが「牧っ」と、叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...別段、そくいづけを食っているわけではなし、抱きすくめられているわけでもなし、衣の裾の一方を押えられているわけでもないのに、動こうとして動けない、立直ろうとして、いよいよ足がすくむ思いがする...
中里介山 「大菩薩峠」
...作者の心緒と対象の真相とを並立直写したものである...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...これもすこやかに立直った...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...此間蟒が酒をぶつかけた着物の仕立直しを持つて來た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...立直って再び襲いかかって来る博徒等が...
三好十郎 「斬られの仙太」
...これは立直ろうとしている姿なんだよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...登を立直らせた辛抱づよさや...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...あのとき「こんどこそ立直る」と云ったことが慥かだったのか...
山本周五郎 「落ち梅記」
...大留がすっかり立直るまで...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...自分としてはお豊を堅気な女に立直らせ...
山本周五郎 「花も刀も」
...剣士として立直れと云ってくれた...
山本周五郎 「風流太平記」
...剣士として立直ることは...
山本周五郎 「風流太平記」
...そのときはじめておせんをちからづよく立直らせた...
山本周五郎 「柳橋物語」
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