...「立直しました!」...
...「立直ができると役満になるんだよね...
...「彼はいつも早く立直をかける...
...「立直しちゃったら、もう引き返せないよ...
...「立直することで自分の手牌を優位にできることがある...
...すつと伸(の)ばす状(さま)に立直(たちなほ)る...
泉鏡太郎 「艶書」
...おかの! 仕立直したら新次郎にも...
橘外男 「仁王門」
...急いでそれを仕立直すやうにとて持つて來た...
田山花袋 「道綱の母」
...立直った時自分の手がもはや刀をなくしているのを知った...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...百城は、手荒く、手綱を引いて、馬の首を、七瀬の方へ向けつつ「いや――一言」馬の首を、立直して、小走りに行く七瀬の後方から「綱手殿が――」七瀬は、振向いて「ええ?」百城は、じっと、七瀬の眼を見つめて、暫く、黙っていたが「綱手殿のことを、御存じでは?」「綱手が?」四ツ本が、遠くで、馬をとめていたが「牧っ」と、叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...「あッ」と立直るところを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...クルリと立直つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ハツと驚いて立直ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの位な腕前は、さうザラにあるもんぢやないから、屹度立直る...
長谷川時雨 「あるとき」
...千葉家(ちばけ)を負(お)ふて立(た)つ大黒柱(だいこくばしら)に異状(いじやう)が有(あ)つては立直(たてなほ)しが出來(でき)ぬ...
樋口一葉 「われから」
...」おつぎは新しい興味を此の仕立直に持つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...円陣を乱されて立直ろうと混乱している博徒の群に斬って入る...
三好十郎 「斬られの仙太」
...立直って再び襲いかかって来る博徒等が...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...立直ろうとも! 勤労階級の側に立つとも! 弁証法結構だ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...なんとかして立直ろうと一所懸命になっている...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...併し立直れるだろう...
山本周五郎 「青べか日記」
...立直る第一はおみやの誘惑を拒絶することだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お前の壺の振りよう一つで蔵元屋の身代が立直るか...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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