...学位のある、立派な男が、大切な嫁を娶(と)るのだ...
泉鏡花 「婦系図」
...俺はお前さんを立派な男にしてあげるぜ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...洋服を着た立派な男だと云うのですよ」神中は白い浴衣(ゆかた)を着ていたから...
田中貢太郎 「雀が森の怪異」
...どうかすると立派な男子であると云う品位をさえ忘れて...
谷崎潤一郎 「幇間」
...大阪商人の代表として、蔵屋敷出入の人を、もし、挙げていいなら、彼等は、悉く、立派な男である...
直木三十五 「大阪を歩く」
...それが口髭(くちひげ)を生(は)やした立派な男だったので...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...青き頭巾(ずきん)を眉深(まぶか)に被(かぶ)り空色の絹の下に鎖(くさ)り帷子(かたびら)をつけた立派な男はワイアットであろう...
夏目漱石 「倫敦塔」
...人から立派な男だと云われている例は少なくない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そんな立派な男もあります」「…………」「私は武家に還るのが厭でございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...立派な男前でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鼻の高い――なか/\の立派な男振りです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なか/\立派な男でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...亭主の天童太郎は四十前後の立派な男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なか/\の立派な男振りです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...立派な男でしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前のやうな立派な男をモデルにして絵を描くのだと云つたら...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...立派な男を断わらにやなんねえだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...久し振りに板垣と会うて来たが昔の通りに立派な男で...
夢野久作 「近世快人伝」
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