例文・使い方一覧でみる「どっこい」の意味


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...「じゃんけんポカポカどっこいしょ!」そのしょで拳を出していたようですが...   「じゃんけんポカポカどっこいしょ!」そのしょで拳を出していたようですがの読み方
梅崎春生 「凡人凡語」

...どっこい、そうは問屋が卸さんぞ! 所詮は空彈でぽんぽんやるようなものさ! そもそも俺は先刻承知なんだ...   どっこい、そうは問屋が卸さんぞ! 所詮は空彈でぽんぽんやるようなものさ! そもそも俺は先刻承知なんだの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...どっこいしょ」がんりきの百は...   どっこいしょ」がんりきの百はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その大橋の半ば頃へ来た時分――まだ時刻は早過ぎるほど早いことですから、さしも頻繁な美濃廻りと東海、東山への咽喉首(のどくび)も、近く人馬は稀れに、遠く空気は澄みきっていたから、橋の上に立ちどまった道庵が、米友をさし招き、「どうだ、いい景色だろう、この橋はこれ、尾張の国では第一等の長い橋でな――上から下、横から縦まで、檜(ひのき)ぞっきだ、檜のほかには一本も使わねえところが、さすが尾州領だけのものはある」そうして橋を一通り見せた上で、今度は頭を四方に振向け、「今日もいい天気で仕合せだ、見な、友様、四方の山々を……そうら、あれが木曾の御岳――駒ヶ岳、加賀の白山、こちらの方へ向いて見な、ええと、あれが江州の伊吹山さ、それからそれ、美濃の養老山、金華山、恵那山……」道庵も名古屋城頭の経験から、もはや相当に地図を頭に入れて置くと見える、しかじかと説明して、伊勢の――と言おうとしたが、どっこい、この野郎には伊勢は鬼門だと、あぶないところで食いとめ、「そうら、ぐるりと廻れば三河の猿投山、三河とは三河の国のことで、三河は遠江(とおとうみ)の隣りで、遠江は遠州ともいう……お城を見な、名古屋の城を見な、金の鯱(しゃちほこ)へ朝日があたり出して、あの通りキラキラ輝いているところは素敵なもんじゃねえか」道庵が喋々(ちょうちょう)として米友のために風物を説明している前面から、砂煙をまいて走(は)せ来る一隊がありました...   その大橋の半ば頃へ来た時分――まだ時刻は早過ぎるほど早いことですから、さしも頻繁な美濃廻りと東海、東山への咽喉首も、近く人馬は稀れに、遠く空気は澄みきっていたから、橋の上に立ちどまった道庵が、米友をさし招き、「どうだ、いい景色だろう、この橋はこれ、尾張の国では第一等の長い橋でな――上から下、横から縦まで、檜ぞっきだ、檜のほかには一本も使わねえところが、さすが尾州領だけのものはある」そうして橋を一通り見せた上で、今度は頭を四方に振向け、「今日もいい天気で仕合せだ、見な、友様、四方の山々を……そうら、あれが木曾の御岳――駒ヶ岳、加賀の白山、こちらの方へ向いて見な、ええと、あれが江州の伊吹山さ、それからそれ、美濃の養老山、金華山、恵那山……」道庵も名古屋城頭の経験から、もはや相当に地図を頭に入れて置くと見える、しかじかと説明して、伊勢の――と言おうとしたが、どっこい、この野郎には伊勢は鬼門だと、あぶないところで食いとめ、「そうら、ぐるりと廻れば三河の猿投山、三河とは三河の国のことで、三河は遠江の隣りで、遠江は遠州ともいう……お城を見な、名古屋の城を見な、金の鯱へ朝日があたり出して、あの通りキラキラ輝いているところは素敵なもんじゃねえか」道庵が喋々として米友のために風物を説明している前面から、砂煙をまいて走せ来る一隊がありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...私はすぐにも行って見たいと思ったが、どっこい、そうは行かぬ、東京で山の話をする約束の日が迫っていて、まったく余裕がない...   私はすぐにも行って見たいと思ったが、どっこい、そうは行かぬ、東京で山の話をする約束の日が迫っていて、まったく余裕がないの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...どっこいと突き当る事がある...   どっこいと突き当る事があるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...「どっこい、そんな事だろうと思った」「ワッ」智恵子は短銃(ピストル)を突き付けられて、驚いて飛上りました...   「どっこい、そんな事だろうと思った」「ワッ」智恵子は短銃を突き付けられて、驚いて飛上りましたの読み方
野村胡堂 「踊る美人像」

...わかったと言うのは何だ」「どっこい話はこれからだ...   わかったと言うのは何だ」「どっこい話はこれからだの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...どっこいしょと石ころの上にはい上がってやすみました...   どっこいしょと石ころの上にはい上がってやすみましたの読み方
林芙美子 「龜さん」

...どっこいしょと掛声をかけながら胸壁へよじのぼった...   どっこいしょと掛声をかけながら胸壁へよじのぼったの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...体のふりかた、道具をひっくりかえす威勢のいい敏捷な音、どれもが、こげるぞ、どっこい...   体のふりかた、道具をひっくりかえす威勢のいい敏捷な音、どれもが、こげるぞ、どっこいの読み方
宮本百合子 「菊人形」

...飛び込みね?須永 ええと? (手札を覗いている)柳子 よしと!(ピシリと打ち)そうさしてなるものか!房代 どっこい! (打って取る)柳子 あらま...   飛び込みね?須永 ええと? 柳子 よしと!そうさしてなるものか!房代 どっこい! 柳子 あらまの読み方
三好十郎 「冒した者」

...既に夕飯の支度に入っているのである)どっこいしょと!三平 みんなドロボウになったのだな...   既に夕飯の支度に入っているのである)どっこいしょと!三平 みんなドロボウになったのだなの読み方
三好十郎 「廃墟(一幕)」

...どっこいどっこいっていう」「あとのは損得とも云うだ」と長が口を添えた...   どっこいどっこいっていう」「あとのは損得とも云うだ」と長が口を添えたの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...ここが極楽だなどと思ったら大間違えのすっとこどっこいだ...   ここが極楽だなどと思ったら大間違えのすっとこどっこいだの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...「この禿頭のろくでなしのすっとこどっこいの兵六玉め」とこれはごうつく...   「この禿頭のろくでなしのすっとこどっこいの兵六玉め」とこれはごうつくの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...どっこい」梢と縁の切れた伊兵衛の体が...   どっこい」梢と縁の切れた伊兵衛の体がの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...おいでなすったわね!……ところがどっこい...   おいでなすったわね!……ところがどっこいの読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「どっこい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「どっこい」


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神国   ゲーン   土鳩  

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