...そして其の專門家に人間として左程立派な人物も無くなつた爲である...
會津八一 「音樂に就いて」
...君のベートーヴェンヴェーゲラーとその妻エレオノーレ・フォン・ブロイニングからベートーヴェンへの手紙**原注――ベートーヴェンの最もかわらぬ親友であったこの立派な人物たちの人柄を知らせるため...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...立派な人物を自分の後に残すことをも考えなくてはならぬ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「じつに賢い立派な人物だったが」と言って溜息をするのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...ともに立派な人物であり非常な秀才である二人は明日銃丸(たま)の遣り取りをした後で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...現代のあらゆる立派な人物にはもはや会ひつくしたれば貴下が探偵をまきて見当違ひの逮捕をなさしむる手際にいたりては...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...五十年輩の立派な人物が坐り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五十年輩の立派な人物が坐り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五十前後の立派な人物です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「貴方は勇敢で実に立派な人物だったんですね...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...とても立派な人物と思っていました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...あとはどうなるんだ? 生かしておけば国の礎ずえにもなろうという立派な人物や若者を何千何百と殺して...
三好十郎 「斬られの仙太」
...かえって多くの立派な人物が失われたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「梅津只圓という者は聞きしに勝る立派な人物である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...仮に永田氏が立派な人物で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...獣医には惜しい立派な人物だと云って賞(ほ)め千切(ちぎ)っていたようですが...
夢野久作 「復讐」
...立派な人物です」「はてなあ?」なおさら...
吉川英治 「三国志」
...聞きしにも優る立派な人物ではないか...
吉川英治 「三国志」
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