...そして其の專門家に人間として左程立派な人物も無くなつた爲である...
會津八一 「音樂に就いて」
...立派な人物を自分の後に残すことをも考えなくてはならぬ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ともに立派な人物であり非常な秀才である二人は明日銃丸(たま)の遣り取りをした後で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...立派な人物も非常に多くなったことは事実である...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...五十年輩の立派な人物が坐り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五十年輩の立派な人物が坐り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今後はあらゆる面で最高に立派な人物でないと受け入れないと高らかに宣言した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「貴方は勇敢で実に立派な人物だったんですね...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この上もなく立派な人物が教父として控えており...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...とても立派な人物と思っていました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...父は極く質朴な立派な人物であつたが壮時名古屋の一名妓を入れて妾とした...
村山槐多 「悪魔の舌」
...その子を立派な人物にしたいと思うなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二人はそれぞれ別様に立派な人物であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...仮に永田氏が立派な人物で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...獣医には惜しい立派な人物だと云って賞(ほ)め千切(ちぎ)っていたようですが...
夢野久作 「復讐」
...立派な人物です」「はてなあ?」なおさら...
吉川英治 「三国志」
...立派な人物は乏しくない」と...
吉川英治 「三国志」
...聞きしにも優る立派な人物ではないか...
吉川英治 「三国志」
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