...私たちは国立文保機構の作品を見に行った...
...不立文字、以心傳心とでもいふところであらう...
石川三四郎 「浪」
...対立文化を眼の前にしつつ多少ともいやいやながらも自由を強制される文化統制でもなくて(之は一等多いノルマルな文化統制現象だ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...反対文化・対立文化・を構成すると云ったが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ニヴェールのニエーヴル県立文庫に寄託した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不立文字(ふりゅうもんじ)にて...
直木三十五 「南国太平記」
...ここに一言(いちげん)すべきはゴンクウルが遺品競売の全金額はその遺書に基き親族の反対ありしにもかかはらずやがてゴンクウルアカデミイ(私立文芸院)設立の基本財産となりぬ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...唯禪宗が不立文字を呼號しながら其實は立文字の極端に流れ易く...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...かけきやは川瀬の波もたちかへり君が御禊(みそぎ)の藤(ふぢ)のやつれを紫の紙に書いた正しい立文(たてぶみ)の形の手紙が藤の花の枝につけられてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...例のように外見はきまじめに大きく封じた立文(たてぶみ)であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また別の立文(たてぶみ)の手紙とを持ち...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また立文のほうを御覧になると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...白い色紙を立文(たてぶみ)にしてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...是が伊沢氏の不立文字(ふりふもんじ)の由つて来る所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...禅は「不立文字(ふりゅうもんじ)」と申しますが...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...不立文字の記録は年々にその冊数を減じつつあるかと思われる...
柳田国男 「雪国の春」
...禅宗は不立文字教外別伝(ふりゅうもんじきょうげべつでん)を標榜し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...又傍には不立文字不レ在二言句上一...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...教外別伝不立文字(きょうげべつでんふりゅうもんじ)等の標榜によって禅宗を立てんとするものを排する論議中にも...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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