...死後の御立命(ごりつめい)をおすすめに来たのです...
海野十三 「西湖の屍人」
...大多数の人々の安心立命のためには宗教もまたはなはだ必要である...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...安心立命の境地を目して...
太宰治 「創作余談」
...修身立命の人にならなくてはいけない...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...』安心立命!安心立命!あん・しん・りつ・めい!そのうちに新開地のクロイドンの「空の港(エア・ポウト)」だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...金さえ儲ければ末長く安身立命出来るという観念が生じてしまった...
豊島与志雄 「潮風」
...その癖この信仰の無い若い男が安心立命をしてゐると云ふことが...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...京都立命館中学に転校す...
中原中也 「我が詩観」
...もし昔(むかし)から世俗(せぞく)で云(い)ふ通(とほ)り安心(あんじん)とか立命(りつめい)とかいふ境地(きやうち)に...
夏目漱石 「門」
...安心立命(あんしんりつめい)を得ようとする人々もあるであろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...終生の願いを安心立命しなければいけない...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...一身あたかも空虚なるがごとくにして安心立命の地位を失い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...父母たる者が其行末を案じて為めに安身立命の法を講ずるは親子天然の至情ならずや...
福沢諭吉 「新女大学」
...一 法典ノ実施ヲ延期スルハ各人ヲシテ安心立命ノ途ヲ失ハシムルモノナリ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あべこべに此方から安心立命の法を教えてでもやりたいと思うのがある...
正岡子規 「病牀苦語」
...根本的には安心立命して居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...救いと安心立命(あんじんりゅうめい)を得ようとする...
矢部貞治 「政治学入門」
...立命の地でもなし...
吉川英治 「親鸞」
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