...私達は事件発見者としてそれにも立合うことが出来ましたが...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...試合とあれば不倶戴天(ふぐたいてん)の敵と心得て立合う...
中里介山 「大菩薩峠」
...竜之助が今日の果し合いに立合う覚悟は勿論(もちろん)のこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...立合うや直ちに手の内に切り込み...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼をつぶって立合うに限る――ということから...
中里介山 「大菩薩峠」
...立合うつもりでなく殺すつもり...
中里介山 「大菩薩峠」
...さて竹刀を取って道場に立合うや否や...
中里介山 「大菩薩峠」
...田山の指南の結果、その力士は、立合うと、マドロスの最初の一撃を左の腕で受留めると、そのまま組みついて、腰投げに行ったのが見事にきまり、ここにはじめて常勝将軍に土がついたものですから、浦もくずれるばかりの大喝采です...
中里介山 「大菩薩峠」
...立合うことになったら気をつけて下さい...
山本周五郎 「風流太平記」
...是非とも一手立合うのじゃ...
吉川英治 「剣難女難」
...望みどおりここで典膳と立合うがよい...
吉川英治 「剣の四君子」
...彼は、但馬守の長子で、父にまさる者という世評すらあったが、立合うと、半ばにして、「まことに、お見事です...
吉川英治 「剣の四君子」
...わしは立合うつもりだった...
吉川英治 「私本太平記」
...胤舜が自身で立合うなどという例はまずないというのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あの武蔵と立合うつもりか」「なにを仰っしゃるのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵と立合うつもりだろうが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...……一人は立合うとたんに逃げおったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こんど師の武蔵と立合う時には...
吉川英治 「宮本武蔵」
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