...まだに木標のみにて石塔が立ち居らず...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...それでなくても立ち居がのろくなっているのに...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...自分の立ち居振舞いを...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...四十年前(ぜん)の福澤先生の傍(かたわら)に立ち居るは十五...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...呆然として立ち居るとただ看る狐一疋近づき来る...
南方熊楠 「十二支考」
...全身火燃え立ち居る大きな鶏が...
南方熊楠 「十二支考」
...」「予といずれが際立ち居るか...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...足の痛風で立ち居が不自由なくせに...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...彼女の立ち居があまりに乱暴で...
山本周五郎 「雨あがる」
...立ち居の動作もひどく緊張し...
山本周五郎 「似而非物語」
...立ち居の姿はかたちよくすらっとしてみえる...
山本周五郎 「つばくろ」
...由紀の立ち居を見る眼がどこやら尖(とが)ってきたし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...立ち居もしっとりと静かであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...立ち居や身ぶりはゆったりとのびやかだし...
山本周五郎 「やぶからし」
...人の立ち居のけはいはするが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...安達夫人と共に船ばたに立ち居(を)り候(さふら)ひしに...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...全体の立ち居を低くしたためであろうと思われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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