例文・使い方一覧でみる「立ちはだかる」の意味
スポンサーリンク...彼は其処に立ちはだかると... 
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...ドレゴさんにすぐお目にかからねばなりません」牝牛のように身体の大きなエミリーは戸口に立ちはだかる枯木のようなガロ爺やをぐんぐん押し戻して...
海野十三 「地球発狂事件」
...一木の子分が二頭の馬の轡をつかんで立ちはだかると...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...いきなり前に立ちはだかるやうに...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...気軽の亀さんが髪髯（かみひげ）蓬々（ぼうぼう）とした面をかぶって真面目に舞台に立ちはだかる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...僕は二人の間に立ちはだかるやうに云つたのだつた...
中原中也 「引越し」
...立ちはだかるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...立ちはだかるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縁側に立ちはだかるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ノツソリと日南（ひなた）に立ちはだかるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...久我のまえに立ちはだかると...
久生十蘭 「金狼」
...ただかう考へてくるときにいつも彼の目前に立ちはだかる一つの恐ろしい事實がある...
平出修 「計畫」
...背徳と夢と倨傲の立ちはだかる...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...そこの座敷廊下に立ちはだかるようにして手を拍（う）った...
本庄陸男 「石狩川」
...婦人達の前に立ちはだかると翼を拡げて...
牧野信一 「籔のほとり」
...ギラリとした刄を出す）（雙方で刄物を構えて立ちはだかる...
三好十郎 「冒した者」
...子分二が道の三方を見込んだ末）この辺で？半助 よかろう（四人が立ちはだかる...
三好十郎 「斬られの仙太」
...五人の者がぞろぞろと二人の間に立ちはだかる...
吉川英治 「江戸三国志」
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