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武田祐吉 「古事記」
...立たす支度をしなけあならん...
徳田秋声 「爛」
...匆々(そう/\)忙々(ばう/\)と茫然自失する折から人を躍(をど)り立たす様な奏楽(そうがく)の音起つて...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...わたくしは一座を浮き立たすために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかし十九世紀の道徳観念の前に立たする時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あり立たす石人男...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...科学を実際に役に立たすには...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...我が言(いひ)條は何所にか立たすべき...
樋口一葉 「花ごもり」
...時々お棺に入れる掌一ぱいの草や花を役立たす外には...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...(それは毎年古竹を伐り新竹を立たすこと...
室生犀星 「庭をつくる人」
...あたかも強風海の潮(うしお)を湧き立たするがごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いたずらに脚下に砂ほこりをまい立たす...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これが人生を波立たす何ものかの一つだったのか...
横光利一 「旅愁」
...やつれた私を引き立たす...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...初夏(はつなつ)は青い焔(ほのほ)を沸(わ)き立たす南の海の精であろ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...むざと彼を旅立たすのでなかったにと後悔したが...
吉川英治 「剣難女難」
...立たすことではない態(てい)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...われらをわざと腹立たすつもりか...
吉川英治 「新書太閤記」
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