...その※の中でぐつぐつ煮立たすのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...裝束(よそひ)し立たす時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...どないな気イやろ? どんな場合にあの約束役に立たすつもりやねんやろ? そらきっと「姉ハ弟ト光子ト正式ニ結婚セシムルタメニ努力シ」いうのんと...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
... 205神女斯くして燦爛の焔を彼に燃え立たす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...立たす支度をしなけあならん...
徳田秋声 「爛」
...匆々(そう/\)忙々(ばう/\)と茫然自失する折から人を躍(をど)り立たす様な奏楽(そうがく)の音起つて...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...こんな『不体裁』な羽目に立たすとは...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...しかし十九世紀の道徳観念の前に立たする時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...科学を実際に役に立たすには...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...我が言(いひ)條は何所にか立たすべき...
樋口一葉 「花ごもり」
...夕狩に今立たすらし...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...(それは毎年古竹を伐り新竹を立たすこと...
室生犀星 「庭をつくる人」
...あたかも強風海の潮(うしお)を湧き立たするがごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...母の心を引立たす...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...やつれた私を引き立たす...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...初夏(はつなつ)は青い焔(ほのほ)を沸(わ)き立たす南の海の精であろ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...味方の士気を奮い立たすような正しい言葉を――機微(きび)適切な突嗟(とっさ)に――いえるような侍ならば...
吉川英治 「上杉謙信」
...われらをわざと腹立たすつもりか...
吉川英治 「新書太閤記」
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