...磯の竇道に來りぬ...
大町桂月 「杉田の一夜」
...姓は竇(とう)でございます」主人の廷章はまた次の室へ往ったが...
田中貢太郎 「竇氏」
...膠州(こうしゅう)の竇旭(とうきょく)は幼な名を暁暉(ぎょうき)といっていた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇は訊いた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇はますます駭(おどろ)いて訊いた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇がそこでそれに応じていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...王はかすかに竇の気持ちを察したようであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇はぼんやりしていて物を忘れたようであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇は足ずりして悔んだがおっつかなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...竇は王の前へいって拝謁した...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...王は起って竇の手を曳(ひ)いて殿上にあげ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...竇は公主にいった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...」竇はそれをなぐさめて自分の室へ入った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...今代芸術(きんだいげいじゅつ)の一大弊竇(へいとう)は...
夏目漱石 「草枕」
...文明の今日(こんにち)なおこの弊竇(へいとう)に陥(おちい)って恬(てん)として顧(かえり)みないのははなはだしき謬見(びゅうけん)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一五七一年版のオルテリゥスの「全世界図」(これは万暦壬寅に利瑪竇(マテオリッチ)の「坤輿全図」となって日本にも伝えられた)には南回帰線から南極に及ぶ仮想の大陸を描いて未知の南大陸 Terra austraris nondum cognita と命名しているが...
久生十蘭 「南極記」
...やむをえず水竇(あな)中から出た...
南方熊楠 「十二支考」
...竇州・藤州は広西省にある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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