...遠い山の雪の白さなどがちらと窺くやら...
上村松園 「山の湯の旅」
...うちからそとを窺くにはまずかったので...
大杉栄 「獄中記」
...窓の外へだれかが来て窺くのがちらちら見える...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...人の通るのを恐る恐るそこらに足を踏み掛けてそっと子格子に取りついて身を伸び上って内を窺くと...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そっと窺く)二人ともにもう見えねえ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...窺くともなく窺くと年ごろの痩形の廂髪が双肌ぬぎの化粧の手を止めて此方を見てゐる...
若山牧水 「岬の端」
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