...我等の窮理慾は、これをもつと先生の人格と聯關させて説明しなければ滿足が出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...窮理(きゆうり)決(けつ)して迂(う)なるにあらず実践(じつせん)何(なん)ぞ浅(あさ)しと云はんや...
三文字屋金平 「為文学者経」
...彼が幕府に「太陽窮理了解」説の譯述を命ぜられた(これは安永三年に「天地二球使用法」を譯述して呈出したのに基いてゐるといふ)のは五十八歳のときであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...卦に「窮理盡性以至于命」と二個所の用法並に孟子に「理義之悦我猶芻豢之悦我口」等にて...
西周 「尚白箚記」
...『リセランド窮理書』二巻と『グール小児書』二巻を抵当に知合の医者から五両借りた...
服部之総 「志士と経済」
...松門遺弟は全力を挙げ活躍するが――『リセランド窮理書』を資金五両に替えて不如意を嘆じた玄瑞などもやがて脱藩の要もなく藩論を握り...
服部之総 「志士と経済」
...『西洋事情』初篇三巻 慶応二年初冬『雷銃操作』 慶応三年四月『西洋旅案内』 同年七月『条約十一国記』 同年十一月『訓蒙窮理図解』 同年十二月『西洋衣食住』(筆名片山淳之助)同年同月『西洋事情』外篇三巻 同年同月『兵士懐中便覧』 慶応四年七月『洋兵明鑑』 明治元年晩冬「彼の著作は...
服部之総 「福沢諭吉」
...天文、地理、窮理、化学等は形ある学問なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...三年の修業をすればひととおりの歴史・窮理書を知り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...人身窮理の端を持ち出して顰蹙(ひんしゅく)して言わん...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...窮理学の中に属するものなれば別に掲げず...
福沢諭吉 「学校の説」
...窮理(きゅうり)...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...地理書または窮理(きゅうり)書一冊を読む...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...理学初歩 価一分一朱義塾読本文典 価一分和英辞書 価三両二歩地理書 ┌一部に付窮理書 ┤弐両より歴史 └四両まで右にて初学より一年半の間は不自由なし...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...畢竟人の天性を知らず人身の窮理を辨へざる無學文盲の空論なり...
福澤諭吉 「肉食之説」
...又『輿地誌略』『窮理図解』『天変地異』もあった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...そして窃(ひそか)に漢訳の博物窮理の書を閲(けみ)し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...格物窮理によって近代を先駆するというよりも...
和辻哲郎 「鎖国」
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