...あの廊下を突き当り...
外村繁 「落日の光景」
...突き当りが停車場です...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...電柱に突き当りかけて身を交した時...
豊島与志雄 「反抗」
...突き当りそうに近づく立木に...
直木三十五 「南国太平記」
...突き当りには御簾(みす)が下りていて...
夏目漱石 「行人」
...突き当りだのと思って...
夏目漱石 「坑夫」
...ホールの突き当りにある厚い戸を開いた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...突き当りを遮(さえ)ぎる壁を目標(めやす)に置いて...
夏目漱石 「明暗」
...除(よ)け損ねた八五郎の身体へドンと突き当りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突き当りのしもたや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突き当りが叔母の寛子の家で...
林芙美子 「泣虫小僧」
...それでも墓穴の壁に突き当りはしないかと思って...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...間違いなく、セント・ジェームズ通りの地下鉄で、爆風が突き当り、ここで恐るべき破壊力を示した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...露地の突き当りに在る自宅の玄関の古ぼけた格子扉を開いたトタンに...
夢野久作 「少女地獄」
...二階の廊下のズッと突き当りの空いた教室の片隅に...
夢野久作 「少女地獄」
...小高(こだか)い岡(をか)に突き当り路(みち)は左へ一廻(ひとめぐ)り...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...その巌窟の突き当りが自然の窓として...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...横丁の突き当りに見えている四つ角(かど)...
吉川英治 「宮本武蔵」
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