例文・使い方一覧でみる「突き倒し」の意味
スポンサーリンク...相手になった侍を六人まで突き倒した... 
芥川龍之介 「或敵打の話」
...機関大尉は、とっさに強敵スミス中尉を、突き倒したが、敵は多勢、味方は一人、しかも敵の人数は刻々ふえるばかりである...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...自転車に乗った男が子供を突き倒したことがあった...
豊島与志雄 「狐火」
...綱手を突き倒しておいて...
直木三十五 「南国太平記」
...それを見た私は矢庭にとんでつて勝ちほこつてる岩橋を突き倒し...
中勘助 「銀の匙」
...今も最後に他流の大兵を突き倒したあの一手...
中里介山 「大菩薩峠」
...小癪な」力を極めて前へ突き倒しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...つづいてかかる悪者の眉間（みけん）を突いて突き倒し...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人を突き倒しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度は前袋へも寄せつけず突き倒し...
中里介山 「大菩薩峠」
...男衆を突き倒して...
中里介山 「大菩薩峠」
...折角ピカドルを馬ごと突き倒しながら...
野上豊一郎 「闘牛」
...ピカドルに立ち向っては馬を突き倒し...
野上豊一郎 「闘牛」
...（おさんが止めるのを突き退け、突き倒し、庭の竹垣を叩き破って飛び出す）おさん （泣き倒れ、やがて帯の間から覚悟の剃刀を出し、壁にかけた政吉の着換えを取って抱きしめ、自害する）金造 （鉈を持って空家へ飛び込み、隔ての壁を破って政吉の家へ飛び込み）政ちゃん政ちゃん――おさんさん、おさんさん...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...バーンと天龍の川を挟む両岸の絶壁に木魂して古畳を突き倒し...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...弱いものは突き倒して...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...ワッと新吉はお久を突き倒して逃げ出し...
正岡容 「我が圓朝研究」
...殴りつけたり突き倒したりするのは...
山本周五郎 「七日七夜」
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