...残念ですが、今は「空部屋」はありません...
...引っ越し先が決まり次第、今住んでいる部屋を「空部屋」にする予定です...
...今回の旅行では、ホテルで「空部屋」が多かったので、予約を取るのが簡単でした...
...元々満室だったホテルも、キャンセルが続いたため「空部屋」が出たそうです...
...土地勘がないので、仕方なく「空部屋」の賃貸に入居したけれど、周囲には何もなく、不便すぎる...
...燈火は一しきり明るくなって空部屋(あきべや)と洞空(ほらあな)を照したが...
魯迅 井上紅梅訳 「白光」
...わざわざ空部屋にしておくなんて...
海野十三 「怪塔王」
...こんながらんとした空部屋の...
海野十三 「火星兵団」
...空部屋ならば、扉に鍵をかけておいても、或はまた、鍵をかけないで、あけ放しにしておいても、同じことではないか...
海野十三 「火星兵団」
...ところが、その部屋へはいってみたところ、部屋はがらん洞で、何も置いてないんだ」「空部屋(あきべや)なんですね」「うん、空部屋なんだよ...
海野十三 「火星兵団」
...あのようなとまった古時計しかない空部屋を...
海野十三 「火星兵団」
...あとは皆空部屋になっていたのだ...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...ある者は、人通りのない町で、うしろから少しも足音のせぬ金色の怪物が、スタスタとついて来たと云い、又ある者は、丸之内の大ビルディングの、空部屋の窓から、黄金の顔が覗いていたと云いふらした...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そこはガランとした十畳の空部屋で...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...ここもどうせ空部屋であろうと...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...黒マントの男と会見した三階の空部屋の窓でしたから...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...たいていは空部屋らしいこれらの部屋の一つに入って...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この隣は空部屋で...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ホテルの支配人は空部屋に燻蒸消毒を施したが...
久生十蘭 「黒い手帳」
...この上の彼女の空部屋に稍ともすると小生は彼女の靴音を想像します...
牧野信一 「女優」
...あちらの空部屋(あきべや)へさがって試合(しあい)の用意(ようい)をせい」長安(ながやす)は奉行(ぶぎょう)の床几席(しょうぎせき)へ大股(おおまた)にあるいていって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...長安は空部屋をさがして支度(したく)せよといったが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...明りもない空部屋(あきべや)で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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