...「空耳」について話していたら、彼が「ずっと嵐」と聞き取って笑ってしまった...
...彼女は毎回テレビ番組で流れる「空耳アワー」に夢中になっている...
...友達と「空耳バトル」をして、一番不思議な言葉を考え出した人が勝利するゲームをすることにした...
...電車の中で誰かが歌っていた「空耳」の歌詞が頭から離れない...
...英語の歌詞を「空耳」した時に、意味が全く変わってしまい面白かった...
...いやそれは空耳(そらみみ)ではなかった...
海野十三 「振動魔」
...おれの空耳であったべな...
太宰治 「嘘」
...「陣太鼓のように思ったが、空耳であった、考えてみれば今の世に、陣太鼓の鳴ることもないて」監物は忌いましそうな顔をして、膳の上の盃を執ってぐっと一呼吸(ひといき)に飲んで、また不動の方に眼をやった...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...山田は自分の空耳かと疑った...
豊島与志雄 「春盲」
...あたしの空耳(そらみみ)で東の方に聞えるのかも知れない」弁信はこう言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...空耳(そらみみ)ではなかったかと疑いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしの空耳(そらみみ)でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の言ふことを空耳(そらみゝ)に走らせるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ボーッとしたぜ」「馬鹿野郎」「空耳(そらみみ)で聞くんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ゆうべはお嬢さんが雨戸と窓を締めるのを確かに見届けていなすったそうです」「フーム」平次は空耳を聴きながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何を搜(さが)してゐるんです」八五郎の話を空耳(そらみゝ)に聽いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのあいだ平次はそれを空耳に聴くような甚だ冷淡な恰好で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この通りまだ板仕切も椽側も濡れて居ります」そんな自慢話を空耳に聽き流して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多くの人は空耳にしかきいてくれない...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...ふッと……いや心の迷の空耳かしら? どうもおれには……おお...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...それはこれまでも幾たびか空耳にきいた男の声だった...
堀辰雄 「曠野」
...あれは俺の空耳だったのかもしれねえ...
三好十郎 「樹氷」
...空耳(からみみ)を装って...
吉川英治 「江戸三国志」
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