...移動や収納などで使われる空箱を買いに行く...
...そのプレゼントを包むために、空箱が欲しい...
...中に入っているものがわからなくなってしまって、空箱になってしまった...
...不用品を入れて、捨てるための空箱を探している...
...高価な荷物を守るために、空箱にクッション材を入れる...
...携帯テントを張ったり空箱を置いたりして...
石川欣一 「比島投降記」
...――テーブルといってもやはり空箱を四つばかりならべて...
海野十三 「恐竜島」
...それは盗まれたと思っていた金銀珠玉衣服の類が庫の空箱の中から出て来たと云う知らせであった...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...庫の空箱の中から出てきたという知らせであった...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...私の「趣味の蒐集」――巻煙草の空箱(あきばこ)...
谷譲次 「踊る地平線」
...チリリンヤはそれをリンゴの空箱(あきばこ)にまとめて村を出ていった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...身辺にまきちらしたバットの空箱の...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...佐世保でひらつたカメルの空箱がくしやくしやになつて這入つてゐた...
林芙美子 「雨」
...部屋の中に空箱(あきばこ)のように風が沁みて行ったが...
林芙美子 「魚の序文」
...襯衣の空箱に一二枚の着替へのものと...
林芙美子 「小さい花」
...それを誰かが、なにか金目なものと思いこみ、拾ってかかえて来たが、さて、あけて見たところが、ただの空箱...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ただ空箱の上に一鉢(ひとはち)の菊が置かれてあるっきりだった...
堀辰雄 「旅の絵」
...少しはなれて壁際に積まれたビールの空箱の中の沢山の仮綴の書籍を照し出している...
「小祝の一家」
...机の向側に夷(えびす)麦酒(ビイル)の空箱が竪(たて)に据えて本箱にしてあることであった...
森鴎外 「二人の友」
...空箱と包み紙や紐を裏の掃きだめに棄てに行って...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
...御免とも言わず中の空箱に腰をおろし...
吉川英治 「江戸三国志」
...隅の空箱の上には...
吉川英治 「大岡越前」
...空箱ではいかんぞ...
吉川英治 「黒田如水」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??