...旅行の時には必ず空気枕を持っていきます...
...エアポンプで空気を入れると、空気枕がふくらみます...
...今週末は友達とキャンプに行くので、空気枕を買ってきました...
...長時間のフライトでは、空気枕があると快適に過ごせます...
...最近は、空気枕に内蔵された首枕が人気だそうです...
...廉物(やすもの)の空気枕みたいに...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...用のない空気枕のやうにすうと長い溜息をついて...
薄田泣菫 「茶話」
...旅行用の空気枕を取り出して横になったりしたのであった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...「こんなものはバスケットがいいんでしょう」お絹はそこにあった空気枕や膝掛けや...
徳田秋声 「挿話」
...隆吉は氷枕を止して空気枕で寝ていた...
豊島与志雄 「反抗」
...私はまた空気枕に頭を押しあてたが...
豊島与志雄 「林檎」
...空気枕をふくらして...
中島敦 「斗南先生」
...空気枕の上で黒い頭をぶくつかせていたが「寒いより眠い所だ」と云いながらちょっと顔の向(むき)を換えると...
夏目漱石 「虞美人草」
...構ってくれるな」と甲野さんは空気枕を傾けたまま起き上がる景色(けしき)がない...
夏目漱石 「虞美人草」
...恰も空気枕の栓を抜いた刹那の如き放出音が...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...彼は、空気枕のやうに、呆然とNの重味に堪へながら、凝つと息を殺してゐます...
牧野信一 「舞踏会余話」
...遣方のない悲しみを呑み込んで行くと恰度その悲しみの重味に圧潰されて行く空気枕のやうに...
牧野信一 「夜見の巻」
...そうすりゃこの間のことだってあのまんま何てことなくなっちゃっていいんだがね」「来るだろう」空気枕に頭を押しつけこれ等の会話をききつつ...
宮本百合子 「一隅」
...ふくらがしたままの空気枕をつかんでトランクを車の外へすてるように出して降りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...空気枕だけの由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...空気枕など買うために又福やへ戻りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中には野蛮的の人物が他人の席まで横領して毛布(けっと)を長く拡げて空気枕をして腰掛の上へ横臥(おうが)するものもありますがあれは自ら好んで塵や細菌を吸い込むのです...
村井弦斎 「食道楽」
...空気枕さえ置いてある...
夢野久作 「冥土行進曲」
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