...彼女は空元気な笑い声を出した...
...その学生は空元気に答えをした...
...彼は空元気な言葉を言いながら筆記用具を取った...
...彼女は会話の中で空元気なコメントを繰り返した...
...彼は空元気に振る舞っているのではなく、本当は心配している...
...」と片頬(かたほ)に笑(えみ)を含みつつ力の抜けた空元気(からげんき)で...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...各新聞紙は悲壮な空元気(からげんき)の社説を掲(かか)げた...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...あるいはこの後、ずっと時が経ってから顧みる時は、そこに恐ろしく生真面目な、空元気のある、深刻さがあった...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...あまりに空元気のような気がしてならなかった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...付け焼刃の空元気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...強ひて空元気をつけた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...皮肉らしいことでも云つて空元気(からげんき)をつけてやらうと思つた...
平出修 「瘢痕」
...また一興とでも云ふべきであらう――と私は空元気を呼び起した...
牧野信一 「風流旅行」
...私は前者の方が空元気であらうとも...
牧野信一 「貧しき文学的経験(文壇へ出るまで)」
...空元気をつける栄蔵も...
宮本百合子 「栄蔵の死」
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