...さりとて人民の敬仰するほどの善政を施した明君というでもなく...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...少くとも樹明君の酒を飲み過ぎる...
種田山頭火 「行乞記」
...樹明君が酒と下物とを持参した...
種田山頭火 「行乞記」
...『さびしい浄土だ』樹明君来庵...
種田山頭火 「行乞記」
...偶成一句・これがことしのをはりの一枚を剥ぐ樹明君に冬朝をやつてきて銭をおとした話種田山頭火第三句集山行水行私は私自身について語りたい...
種田山頭火 「行乞記」
...樹明君が手をとつて教へてくれた三平汁(?)はめづらしくもあり...
種田山頭火 「其中日記」
...樹明君が吉野さんをひつぱつてきてくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...樹明君ひよつこりとやつてくる...
種田山頭火 「其中日記」
...樹明君に・月あかりのしたしい足音がやつてくる自分自身に椿が咲いたり落ちたり道は庵まで春雪二句追加・雪すこし石の上・ぶら/\あるけば淡雪ところ/″\・霜どけの道をまがると焼場で・墓場したしうて鴉なく・早春の曇り日の墓のかたむき春の野が長い長い汽車を走らせる三月十一日何もかも食べつくしてしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...案外早く樹明君が帰つて来た...
種田山頭火 「其中日記」
...久しぶりに入浴、髯など剃つて、ゆつたりした気分で、寝ころんでゐると、夕方、約の如く敬治君来庵、間もなく、樹明君も来庵、お土産の酒と蒲鉾とで一杯ひつかけて街へ...
種田山頭火 「其中日記」
...樹明君が来てくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...学校に樹明君を訪ねて来庵を促した(そして米と野菜とを貰つて)...
種田山頭火 「其中日記」
...樹明君から昨夜の言葉通りに少々送つてきた...
種田山頭火 「其中日記」
...午後、散歩、入浴、学校に寄つて、新聞を読み米を貰うて戻る、樹明君、まことにありがたう...
種田山頭火 「其中日記」
...午後、樹明君を訪ね、いつしよに街へ出かけて飲む、敬君にも出くわし、三人で飲む、酔ふ、どろ/\になつてしまつた、それでも戻ることは戻つた、つらかつた、やれ/\!夜中に眼が覚めて、とてもさびしかつた、かなしかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...夕方、樹明君来庵、飯が食べたいといはれても、麦飯、胡瓜、味噌、そして白湯しかなかつた、杉の葉を燻して、しばらく漫談...
種田山頭火 「旅日記」
...死んだ明君だって...
三好十郎 「その人を知らず」
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