...例:彼は科学者として、常に真実を究理している...
...例:捜査員が犯罪の究理権を持つ...
...例:警察はまだ事件の真相を究理しきれていない...
...例:大統領は究理官を任命して事件を解決させた...
...例:この事件は究理済で、もう心配しなくていい...
...究理の学問を教わりました...
芥川龍之介 「報恩記」
...究理の学問が進み...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...だが思想を求めてやまぬ眞面目な究理心も...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...然(しか)りしより器械を造るの術及び分離の術(万物を離合してその質を究理する事なり)に因(よ)って種々の奇巧を発明し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...月謝は授業料といって松山の各小学校のみに旧藩札五匁(二銭五厘)あるいはその半額を徴収して、それも一家二人以上就学する者には一人の外は免除した、それから学課や教科書も別に出来ていなかったから、私は自分で拵えて、この頃出来ていた福沢物の、究理図解、地学事始、世界国尽し、とかその他文部省出版の単語篇連語篇とかを間に合せに用いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...然るに、洋学は、その創始者より、次の代の者、その者よりも、近頃の者と、だんだん、その学文が研究され、究理されて、日進月歩しておる...
直木三十五 「南国太平記」
...時勢であろう? 斉彬公の究理している電気術の如き...
直木三十五 「南国太平記」
...あっちの究理学でなければ夜も日も明けぬ時代が...
中里介山 「大菩薩峠」
...――私の幻術は究理学(物理学)とは因縁をもっているが...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...究理的にまで思索に没頭せねばおられぬので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...究理書の翻刻に力を入れ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...数理究理に関することは...
久生十蘭 「ひどい煙」
...源内先生は究理学者だから魔法の妖術のということは絶対に信じない...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...究理学とは天地万物の性質を見て...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...たとえば、天文、地理、究理、化学等は技芸なり...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...究理化学を学び得るも...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...未(いま)だ究理の不行届(ふゆきとどき)なるものと知るべし...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...もう三千年も前の人でお釋迦樣つつう人は究理家でごわしたなあ...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??