...そこでまず考究すべきことは...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...研究ノートの山を指(ゆびさ)しそして両手を前につきだした...
海野十三 「四次元漂流」
...宣伝の方法を真剣に研究している...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...歴史上の研究とか考古学的なしごととかにおいては...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...研究所を出て深川(ふかがわ)へ向かう途中の電車で...
寺田寅彦 「備忘録」
...夫々の科学の研究様式の共通性とその上での差別とに基く他はあり得ない...
戸坂潤 「科学論」
...如何なる系統を引いてゐるかの研究をするのである...
内藤湖南 「支那目録學」
...皆日本のことを專門に研究して居られるのとは一寸別だといふことであります...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...かえって稔実機能に障害を来し易いという研究が為されている...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...私たちを駆(か)って原因探究の実験に熱中させる一つの要因でもあったのである...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...ところが波斯の古代文學の事だから研究希望者が無い...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...それほど研究してもかならず勝てるとはきまっていぬというのに...
久生十蘭 「黒い手帳」
...自分としては社会時評や女性生活問題はむずかしいから、古典作品の研究、たとえば明治以来の婦人作家研究をもっとさかのぼり、それをまとめたりする仕事はよいだろうし、文学美術に関する随想はいいのでしょうし、小説は今度も一つも問題になったのはないのですから、小説も段々かきたいし、と考えているわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...西洋料理の部西洋の人は平生(へいぜい)食物問題を研究して新しい料理を拵える事に苦心していますから小麦を常食としているにもかかわらずお米の料理が四百何十種と出来ております...
村井弦斎 「食道楽」
...御研究になるべきでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又ネ餅とも謂つて居る(民俗研究九號)...
柳田國男 「食料名彙」
...六七十年前の出来事のように考えられている(『郷土研究』一ノ九...
柳田国男 「山の人生」
...彼はその冬を華厳経(けごんきょう)の研究のなかに没頭して...
吉川英治 「親鸞」
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