...うまい具合に進行しつつある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我々は極めてうまい具合に話を進めた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...甚だ「うまい具合に」――村人の表現を借りると――出来ていたが...
犬田卯 「米」
...うまい具合に行きそうだと思ったんだが...
梅崎春生 「黄色い日日」
...今後うまい具合に立ち直つてゆくとすれば...
中原中也 「よもやまの話」
...かねがね彼は思つてゐる、俺は自由を吹消さう、うまい具合に、臘((ママ))燭のやうにと...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...うまい具合に燃殻(もえがら)が乗っかった...
夏目漱石 「野分」
...うまい具合に枝が往来の方へ横に出ている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...うまい具合に着られて善かった」「ところが大間違さ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...なんとかうまい具合にやってくれ」平次は小僧の顎(あご)を取るのを八五郎に任せて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところでいかゞでせう――と」「――」「紀の國屋信兵衞はうまい具合に持込んだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むづかしいな」「ヒヨイと振り返つた時やつたのかも知れませんね」「そんなうまい具合に行けば宜いが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うまい具合には行かんとみえるな」「勝則が...
火野葦平 「花と龍」
...一つびとつの死なぞはうまい具合に行きつこはない...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...うまい具合に俺の危急を救ってくだすったろうものを...
正岡容 「寄席」
...疲労がうまい具合に救ってくれているのに気がついた...
横光利一 「欧洲紀行」
...うまい具合に鳥は逃げるんです...
横光利一 「微笑」
...うまい具合に白い雲が一つ来てくれんと勿体ないね...
横光利一 「旅愁」
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