例文・使い方一覧でみる「穏便に」の意味


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...したがって両派の軋轢(あつれき)も穏便に済んだのでした...   したがって両派の軋轢も穏便に済んだのでしたの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...そのまま穏便に別室へ通れば...   そのまま穏便に別室へ通ればの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...ここのところは一と先ず穏便に帰って貰うに越したことはないと思い...   ここのところは一と先ず穏便に帰って貰うに越したことはないと思いの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...後援会の理事をやめるから何分穏便に取り計らって戴きたいと陳謝したので...   後援会の理事をやめるから何分穏便に取り計らって戴きたいと陳謝したのでの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...穏便にして下さい...   穏便にして下さいの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...穏便にするどころか...   穏便にするどころかの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...吾人は実に平和穏便に自己の権利を主張し得られる聖代の民であることを感謝せざるを得ないではないか...   吾人は実に平和穏便に自己の権利を主張し得られる聖代の民であることを感謝せざるを得ないではないかの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...穏便に済まそうと...   穏便に済まそうとの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...一切もう穏便にして...   一切もう穏便にしての読み方
牧野信一 「南風譜」

...それはそれとして穏便にだけはしてくだすって...   それはそれとして穏便にだけはしてくだすっての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...事が穏便におさまりまする...   事が穏便におさまりまするの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...すべて穏便になどという...   すべて穏便になどというの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...穏便に済ませるために手を緩めるつもりはない...   穏便に済ませるために手を緩めるつもりはないの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...しかし、そこにいる千之助の、皮肉な、刺すような表情を見て、穏便に、という主馬の言葉を思いだし、「ではおいとま致します」と低頭して立った...   しかし、そこにいる千之助の、皮肉な、刺すような表情を見て、穏便に、という主馬の言葉を思いだし、「ではおいとま致します」と低頭して立ったの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...事は何事でもいつでも穏便に納まってしまいます...   事は何事でもいつでも穏便に納まってしまいますの読み方
横光利一 「上海」

...もう穏便に隠しておく必要がなくなって...   もう穏便に隠しておく必要がなくなっての読み方
横光利一 「旅愁」

...穏便にこしたことはないと考えるだけだった...   穏便にこしたことはないと考えるだけだったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...彼は宗家のためを思い、極力、事を穏便にと、相互のあいだに立っていた...   彼は宗家のためを思い、極力、事を穏便にと、相互のあいだに立っていたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「穏便に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「穏便に」

「穏便に」の英語の意味


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