...渦を巻きつゝ繽紛として降り積る雪の中に...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...積る話が話しても話しても話しきれない...
種田山頭火 「行乞記」
...ハルピンにはめづらしく雪が積つて――此方(こちら)は雪が降つても灰のやうにサラ/\して皆な吹き飛ばされて積ることなんかないんですけども...
田山録弥 「アンナ、パブロオナ」
...「君がわしに貸そうという馬と小馬車とはおよそどれほどの価に見積るかね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...馬車と馬とをいくらに見積るかね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さだめて雪も積ることであろう」「はい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを残らず金に見積ることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...みるみるうちに大雪の積るのは多くこの種の雪で...
中谷宇吉郎 「雪」
...また取る年の積るままに捨てて吹かるる憂(う)き髯(ひげ)は小夜子の方に向いている...
夏目漱石 「虞美人草」
...塵埃(ほこり)の積る位は懐中に余裕のない彼の意とする所ではなかった...
夏目漱石 「道草」
...胸に積る昼間からの鬱憤(うっぷん)を一時に霽(はら)そうという意気込で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...かかる多数の移民を送っているに違いない地方教区で観られる比率によって見積るならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「今夜積るぞ...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...」「一尺(いっしゃく)は積るな...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...心に憂さが積ると酒を飲んではのんだくれるしか仕方がなかった...
宮本百合子 「今にわれらも」
...堅い石場の約束に、話は積る雪の肌、とけて嬉しき胸の雲、吹払うたる晴嵐は、しん新地じゃないかいな……」今井 同志の誓よりは女の方が大事か...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...積る塵(ちり)はすでに厚い...
柳宗悦 「工藝の道」
...ひいてはお怨み積る右府信長公の滅落をこの目に見たら...
吉川英治 「新書太閤記」
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