...自分の職責(しごと)は忠實(まじめ)にやつてる積りです...
石川啄木 「病院の窓」
...無論彼等を焼き殺してしまう積りだったのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...それ等は段々と調べて行く積りである...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「心霊の抱く金塊」
...謂(い)わば牧師を避けるために書く積りで書き始めたものらしい...
太宰治 「女の決闘」
...翌日から私は仕事を始める積りだったが...
田中英光 「野狐」
...本気でリヽーを追ひ出す積りはなかつたらしいのであるが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...冬も雪の積り方が少いところですが...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...ナニそれでも少し根気よく器械でも動かす積りでやれば...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...自分は可なり正気の積りで居たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今では二人とも奇麗にそうした哲学青年的態度は捨てて了った積りである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...僕も千年生きる積りだ...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...どんな事を演る積りですか...
夏目漱石 「それから」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...「それだけで止す積りのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仙八の三年忌の夜のあけぬうちに片付ける積りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心切の積りなれども...
福澤諭吉 「養生の心得」
...自由を説きに出かける積りです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一体どうする積りなんだろう...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
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