...併し天才でもない癖に天才の積りになつて威張つてゐる文士は笑はずにはゐられない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...看護婦の代りに市子を頼んで上(あげ)る積りだがね...
石川啄木 「菊池君」
...』『今日は此木田さんに宿直して貰ふ積りでゐたら...
石川啄木 「葉書」
...白い物が 積り出した...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...積り積った疲労が一時に出て...
海野十三 「崩れる鬼影」
...楽しい余生を送らせる積りだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...お手間は取らせない積りですが少し付き合って戴けますまいか...
谷崎潤一郎 「途上」
...小野の見積り書きを手に取っては...
徳田秋声 「新世帯」
...利息の見積りなんぞを呑込んでおいてくれないと困る...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕は矢張り氣になるから此の先きどうして行く積りだと此度は穩かに聞いた...
長塚節 「開業醫」
...寺の見收めといふ積りで山門をのぞいて見たら石垣の上の一畝(うね)の茶の木を白衣の所化(しよけ)が二人で摘んで居る所であつた...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...打ち開けてお話する積りでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掌(たなごころ)を指すように解る積りだ」「…………」千代之助は手負に屈せず...
野村胡堂 「百唇の譜」
...『遺言の積り』であつて...
葉山嘉樹 「遺言文学」
...床の下から逃げる積りソレに就(つい)ては色々面白い話がある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一度彼女は面と向つてロチスター氏に何時花嫁をお伴(つ)れになるお積りかと質問を出した...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あの方はあなたと結婚なさるお積りでせうか?」「さう仰しやつたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その二人に見せる積りで書いたのかも知れない...
牧野信一 「あやふやなこと」
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