...初め材料を聞出す積りでチョイ/\飮みに行つたのが...
石川啄木 「菊池君」
...お酒のおさかなのお積りらしい蚕豆を...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ナオミは最初からそうする積りで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...芸者として一ぱし働く積りだつた...
徳田秋声 「チビの魂」
...だから私は別に悪く言はれるやうなことはしてゐない積りですと言つてやりましたわ...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...ニューヨークの停車場から独りで学校へ行く積りで居りましたら...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...」己はどんな事が書いてあつても驚かない積りで読んだのだが...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...お絹を手に入れる積りだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私が殺す積りだつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本草家を誘拐(いうかい)してそれを作る積りでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人を殺す積りで間違つて内儀を殺したのではなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに対して一〇エキュあげちゃう積りだったのよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...詳細を極めた源氏の講義録のやうなものでそれを土台にして完訳を試みる積りであつたらしい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...神戸から東京までの間は外国の郵船に乗る積りで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は先方に気を揉(も)ませる積りで態(わざ)と手を着けない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...過去の人口の見積りの基礎としては不確実な資料を提供したものであるということを証示する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...確かに彼れの他の見積りと矛盾するものであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一人舞の御用意をなされて来てとのことですからそのお積りに願います」と潜戸(くぐりど)を開けて使が言い添えるのです...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
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