...其の積み上げたる芻秣(まぐさ)をばえ寫さじといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...石を大きく四角に積み上げたものの上に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...部屋の隅に重ねて積み上げた...
海野十三 「大使館の始末機関」
...薪は四つの山に――テーブルとでも言ったように――積み上げてあって...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...杉の大木の下に床几(しょうぎ)を積み上げたるに落葉やゝ積りて鳥の糞の白き下には小笹(おざさ)生い茂りて土すべりがちなるなど雑鬧(ざっとう)の中に幽趣なるはこの公園の特徴なるべし...
寺田寅彦 「半日ある記」
...よく熾った火を高く積み上げては...
豊島与志雄 「二つの途」
...水たまりや泥濘(どろ)や投げ散らされ積み上げられた舗石(しきいし)などが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...別に盤台にのせて夥(おびただ)しい緡銭(さしぜに)を積み上げさせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...石垣を規則正しく積み上げた一構(ひとかまえ)で...
夏目漱石 「行人」
...試験が済むとその晩から机を重ねて縁側(えんがわ)の隅(すみ)へ積み上げて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...天地の間に積み上げることの出来る...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...道ばたは通れないくらい積み上げて行ったわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...そんなに高く積み上げて行ったのか...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...円天井近くまで積み上げてある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...桜の枝と鹿の肩骨とが積み上げられて燃え上った...
横光利一 「日輪」
...H(エツチ)の字を無数に積み上げて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...南城の外壁南城の東大門×蒙古の旗界(蒙古諸王の領地の境界線)には沙礫を高く積み上げて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...艇(ふね)の中は藻抜けの殻だ――今まで敵だと思った人影は盗み出した品物を積み上げて...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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