...鎌倉山、千穂山荘...
高浜虚子 「五百五十句」
...秋穂はお大師まゐりで賑ふのだが...
種田山頭火 「其中日記」
...豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国の瑞穂の波の中にいて...
寺田寅彦 「札幌まで」
...薄の穂が出ておりますけれど...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...接穂(つぎほ)のないのに困った...
夏目漱石 「明暗」
...麦の穂ちら ほら 麦の穂出る頃はこんこん狐の目が光る十六 酒屋の姉 娘こんこん狐についてつた酒屋のうしろの篠籔に狐がまた来て覗いてる...
野口雨情 「別後」
...千穂子は子供の前に赧(あか)くなった...
林芙美子 「河沙魚」
...静江 八穂さん、あなた、泣いているの?八穂 あたしが? 誰のために? ……(笑う)どんな不幸の中にも楽しみはあるものなのよ...
久生十蘭 「喪服」
...菜穂子はそれに気がつくと...
堀辰雄 「菜穂子」
...菜穂子はその時夫に促されたので...
堀辰雄 「菜穂子」
...その花穂が紅色ですこぶる美観を呈するからである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その円錐花叢は疎にしてその小穂は数少なく...
牧野富太郎 「植物記」
...ニホを新穂の義と解している人が今もそちこちに有る...
柳田国男 「海上の道」
...勝入のからだも槍の穂さきを背に貫かせたまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...赤穂の城主浅野内匠頭事...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...赤穂藩としての面目も欠く...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...赤穂の大地へ湧き上がってきたのであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...話のつぎ穂を忘れて歩いていたが...
吉川英治 「八寒道中」
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