...聖者気取りの穀潰(ごくつぶ)しが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...ピールが保守黨の反對を顧慮せずして穀法廢止案を採用したるに比し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唐箕(とうみ)が穀粒を選(え)り分くるように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それでも勘次(かんじ)は從來(これまで)よりも餘計(よけい)に費(つひ)やさねばならぬ穀物(こくもつ)に就(つ)いて彼(かれ)の淺猿(さも)しい心(こゝろ)が到底(たうてい)騷(さわ)がされねばならなかつた...
長塚節 「土」
...シベリア平原の怠惰な住民にこれほど適当した穀作はないと云われているが3)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この食物獲得量の増加不能が穀物の貨幣価格の騰貴によって生じようと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...商工業への穀物の輸入が本質的に妨げられ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...』――1)Dirom's Inquiry into the Corn Laws, Appendix, No. 1.)『一七〇〇年及び一七〇六年に穀物条例が完成した時以来...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は穀物の増産を奨励されるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「ここは『穀物(こくもつ)なし』っていうんだ...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...こんな特殊な穀物が採用せられたので...
柳田国男 「海上の道」
...あるいはこうした穀粉の食法から始まっているのではあるまいか...
柳田國男 「食料名彙」
...この日新穀(しんこく)の餅強飯(もちこわめし)を調じて...
柳田国男 「年中行事覚書」
...身には長い穀物(こくもつ)の袋に穴を明けたのに両手と首を通して着ていて...
夢野久作 「白髪小僧」
...山上の穀倉は二万余の大兵で食うのでまたたく間に空(から)になった...
吉川英治 「新書太閤記」
...第六等地で栽培された穀物総量が購買され輸入されるべき貨物の製造に向けられるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労働者は穀物の騰貴せる価格という形で支払う所の租税に対して補償されるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...麦の脱穀に忙しい爺さんの家の庭ででも聞かれたのなら不思議はないが...
和辻哲郎 「夢」
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