...稼ぐ張り合いがないと近所の者にこぼしていたそうです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...」「へへへ……肉体(からだ)で稼ぐには恐れ入りましたね...
薄田泣菫 「茶話」
...そういう物の代金を稼ぐためにはたらかなくてもすむこと...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...うんと稼ぐべいな...
田山花袋 「歸國」
...もう十日も稼ぐつもりだったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...故郷のアメリカに帰ればもっと稼ぐ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...五千万ポンド稼ぐはずだったのに」了...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...私が二十五万ポンド稼ぐたびに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...どうしても原稿を稼ぐ外に途は無いと決心だけはしたものゝ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...どこへでもつとめて稼ぐ――そう言うわけだ...
三好十郎 「おりき」
...金を稼ぐためもあろう...
三好十郎 「肌の匂い」
...「それじゃあ済まない、あたしが宇之さんに済まないわ」「泣いちゃあいけねえ、いま泣くんじゃあねえおけいちゃん」宇之吉は歯をくいしばった声で云った、「泣くのはもっとさきのことだ、いつかそういう日がきて、二人が晴れて一緒になれたらだ、……それまでは泣くのはよそう、おれも強くなる、精いっぱい稼ぐ、そして何年でも待っているぜ、いいなおけいちゃん」「そんな、そんなことを云えば」おけいはいやいやをしながら咽(むせ)びあげた...
山本周五郎 「追いついた夢」
...おるいさんが内職でどのくらい稼ぐのかわからない...
山本周五郎 「季節のない街」
...戦場へは出ずに留守城で稼ぐ...
山本周五郎 「城を守る者」
...もう稼ぐ必要はない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...……稼ぐだけみんな...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...その生活費を稼ぐことの方が急務となつてきた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...囁(ささや)き鋤(すき)――サクサクサク……稼ぐに追いつく貧乏なし...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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