...稼ぐ時は馬鹿に稼ぐ...
石川啄木 「菊池君」
...兄哥(あにや)もそれだから稼ぐんだ...
泉鏡花 「海異記」
...稼ぐというのは二の次で...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...――2.だが一日中其日のパンを稼ぐために奔走しなければならぬといふことは憂鬱だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...稼ぐに追付く貧乏もないが...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...それで此の店で復た稼ぐんだと聞かせられてからは時々かうして來ますがね...
長塚節 「おふさ」
...稼ぐもんでしょう」とガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...百兩稼ぐか」平次は八五郎を伴(つ)れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得を稼ぐくらゐなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...部数を稼ぐために眼の回るような駆け込みをすることは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...金を稼ぐために、コルテス嬢に大興業を準備して、大宣伝した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...学校なんて一面から見れば要するに生活の資金を稼ぐ所なんだから...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...金を稼ぐことだけだった...
山川方夫 「愛のごとく」
...「うちではこの女一人が稼ぐんですよ」とやり返す女主人がいた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...なかには女(子供を伴れて稼ぐらしい)もいた...
山本周五郎 「七日七夜」
...鈍(どん)で才覚なしでただ稼ぐ一方と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...箱根で稼ぐなんざ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...囁(ささや)き鋤(すき)――サクサクサク……稼ぐに追いつく貧乏なし...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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