...家康は流石(さすが)に徳川三百年の社稷を築いた傑物だけに...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私はまるで印度の社稷(しゃしょく)を双肩にでも担ったような緊迫した慌(あわただ)しさを感じて...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...胡元(こげん)の社稷(しゃしょく)が傾きかけて...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...実にわが権威ある政治家の脳中には不幸にもいまだわが日本全体の社稷(しゃしょく)人民を網羅するごとき思想の欠乏して...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...元祖の后稷並びにその外に公劉が農事に務めた樣に詩の大雅には出て居るが...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...矢張り稷下の學問の殘を擧げる輩が書いたらしく思はれるが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...明史の藝文志は黄虞稷の千頃堂書目に據つたといはれて居るが...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...以てその社稷(しゃしょく)を重しとするのではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...周の先祖后稷(こうしょく)ここに棄てられたを...
南方熊楠 「十二支考」
...社稷に樹あるは何の故ぞ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...社稷(しゃしょく)の鼠巣(そそう)を掃わなかったら...
吉川英治 「三国志」
...宗廟社稷(そうびょうしゃしょく)を護りかためて揺ぎなき仁徳を兼ね備えておわさねばならぬ...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)をやすんぜんがためだ...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)の臣として...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)をお守りあって...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)を守り...
吉川英治 「三国志」
...そして「大宋国山川社稷之図(さんせんしゃしょくのず)」という大きな構図の絵屏風(えびょうぶ)が立てめぐらしてあり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...社稷(しゃしょく)の存亡にもかかわる大事の場合は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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