...百姓は蜀麦(とうもころし)や稷(きび)のようなものが常食であり...
徳田秋声 「縮図」
...人の社稷(しゃしょく)を滅ぼし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...こうした社稷の崇拝が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...宇多天皇は藤原基経に向って「卿者社稷之臣...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...「社稷の典例」に返り...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...謹慎の二字実に孔明の人物を悉くせりと夫れ社稷の名臣は多く謹慎の人なり謹慎の人に非ずむば決して天下の大事を託す可からず顧ふに近衛公を知らざるものは其言動の往々矯激に失するあるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...元祖の后稷並びにその外に公劉が農事に務めた樣に詩の大雅には出て居るが...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...而してそれは先づ齊の稷下の學問の起る前まで位の時代に出來たと推斷し得ると思ふ...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...禹稷皐陶を三后としたのは秦國へ入つた儒家の思想を表はしたまでゞある...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...中にも尚書の益稷篇――今文尚書で言へば皐陶謨の一部であるが――に所謂虞の十二章と謂ふものが見えて居る...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...社稷(しゃしょく)の臣というのであろうな」「……はっ」董承は...
吉川英治 「三国志」
...蘇秦は六国の印をおび、張儀は二度まで秦の宰相たりし人、みな社稷を扶け、天下の経営に当った人物です...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)の重きを思い給わば...
吉川英治 「三国志」
...また社稷(しゃしょく)の人材を列記しては...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)を守り...
吉川英治 「三国志」
...社稷の為めに粉骨しなければならない老臣の立場にあるのだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上杉家の社稷(しゃしょく)を危くするような冒険は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...社稷(しゃしょく)の存亡にもかかわる大事の場合は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??