...エラー (稲麻竹葦は熟語ではありません...
...稲麻の如く御所を囲み乱箭を飛ばして...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...あたかも稲麻(とうま)竹葦(ちくい)と包囲された中に籠城(ろうじょう)する如くに抜差(ぬきさし)ならない煩悶(はんもん)苦吟に苛(さいな)まれていた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...柴田木下のぐんぜいがとうまちくい(稲麻竹葦)と取りかこみ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...見物も稲麻竹葦(とうまちくい)の如く集まっているのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...場内に稲麻竹葦(とうまちくい)と集まった群集をながめていたりして...
中里介山 「大菩薩峠」
...世界に稲麻竹葦(とうまちくい)の如し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...我らの身心は稲麻竹葦よりも価値あるものとなる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...その稲麻竹葦のごとき身心を法の容器となし得るがゆえに...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...稲麻竹葦のごとき価値なき身心において平等であるとともに...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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