...「稲荷山からの夕日は、最高に綺麗だった...
...間は稲荷山(いなりやま)ただ一丁場(ひとちょうば)だけれども...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...十四号トンネルのある池田の稲荷山に先づ登つて見ました...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...この稲荷山に突当るのが初めで...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...私は稲荷山から幅一尺程の小径をつたつて...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...「稲荷山三つの灯し火明らかに心をみがく鍛冶の道…」のその最初から...
豊島与志雄 「白木蓮」
...――稲荷山三つの灯し火明らけく...
豊島与志雄 「白木蓮」
...稲荷山から麻績(おみ)へ三里...
中里介山 「大菩薩峠」
...左へやや遠く伏見の稲荷山...
中里介山 「大菩薩峠」
...伏見の稲荷山を花の雲間に見渡す……熊野の姿は優美の二字で尽きる...
野口米次郎 「能楽論」
...山城国稲荷山をうつして勧請(かんじょう)したというのだが...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...稲荷山といふ処にて雨ふりいでたれば...
正岡子規 「かけはしの記」
...和銅年中より百年に及ぶまで稲荷山麓(さんろく)に住み...
南方熊楠 「十二支考」
...起りは京の稲荷山の山登りで...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それならば野田の稲荷山の行者殿に違ひない...
柳田國男 「ひじりの家」
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