...君は君に同感すると稱する人の顏に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...世界第一の詩なりと稱(たゝ)へて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その江戸といふ地名とエゾといふ名稱とには何か關係がないものだらうか...
石川三四郎 「浪」
...北斗(ほくと)と稱して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...全歐思想界の一方に覇を稱するに至れり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...二二 五音七音七音の三句の歌の稱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...左甚五郎の作と稱する門を入れば...
大町桂月 「鹿野山」
...丘の裾を廻つて皆櫻、八百本と稱す...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...アルゴスは又グリース全土の稱となることあり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...前者は之れを稱して歴史的豪傑といふべく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...小日枝と稱する方は大山咋(おほやまくひ)神が祀つてありまして...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...これらを總稱して「中外書」と云つてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...『モト山』といふのは伐木を業とするものゝ稱である...
長塚節 「十日間」
...いまもそれは「曼生壺」と稱されて...
堀辰雄 「我思古人」
...と稱してゐる...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...此の特點を嘆稱する吾々は...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...玉池は天民がお玉が池に住したからの稱である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...五郎兵衞と改稱したいと云ふので...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
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