...特種無人機の製造が進んでいます...
...力の溢れてゐる者に特有なる一種無邪氣なる寛容がない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一種無類の銀杏に非ずや』と云へば...
大町桂月 「新武藏野の櫻」
...それを読んで一種無上の美しさを感じる人があるのをとがめるわけにはゆかないであろうと思う...
寺田寅彦 「科学と文学」
...私は一種無批判な盲目的な心境に陥ったことがあるが...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...自ら才機があると思っている一種無作法な一人の未亡人が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神尾の殿様を種無しにしたんじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一種無気味な気持と好奇とを持って...
中里介山 「大菩薩峠」
...すなわち種無しになってしまう...
新渡戸稲造 「自警録」
...五人兄妹種無しにさらわせてしまった後では...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五人兄妹種無しにさらはせて了つた後では...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ついに上下の間隔絶しておのおの一種無形の気風をなせり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...宗達(そうたつ)などの流儀を真似たのであるとはいへとにかく大成して光琳派といふ一種無類の画を書き始めたほどの人であるから総ての点に創意が多くして一々新機軸を出して居るところは殆ど比肩(ひけん)すべき人を見出せないほどであるから...
正岡子規 「病牀六尺」
...ふき子の内身からは一種無碍(むげ)な光輝が溢れ出て...
宮本百合子 「明るい海浜」
...鋲や俵は一種無頓着なる万葉仮名であろうと思う...
柳田國男 「地名の研究」
...一種無気味な感動の捨て場のない落ちつきなさで...
横光利一 「旅愁」
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