...本能と同じように既に種々な不純な属性的意味が膠着(こうちゃく)しているけれども...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...今日一日の種々(いろいろ)な心境(ここち)と違つた...
石川啄木 「鳥影」
...種々の宗義を立てたるゆえんなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...今度も猿の悪戯ではあるまいかと種々研究してみたが...
井上円了 「おばけの正体」
...そこで晩年に至って先生の種々の修身...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...この事に関して種々研究もありますが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一日の種々の時間における物音と色合い...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...種々なことを尋ねて来たよ...
豊島与志雄 「生あらば」
...看護婦さんもただ私にお薬や牛乳を飲ませたり種々な話をするきりで...
豊島与志雄 「生あらば」
...種々な色の多くの鬘(かつら)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...光彩陸離たる種々の場面のうちにからみゆくものに御座候...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その出口と種々の装置とたまりと清浄用の分脈とをつけて完成したのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其の間に又種々變遷があります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...この放蕩漢兄弟は金がほしくなると種々な智恵の絞りっこをしたが...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...その狭い場所は種々雑多の人で雑沓(ざっとう)していた...
原民喜 「廃墟から」
...」ひとはこの文章に於て種々なる相違にも拘らずなほ根本的にアリストテレス的な思想を認めることが出來よう...
三木清 「歴史哲學」
...大小種々のキツあり...
柳田国男 「遠野物語」
...しかし多くのかつ種々なる財貨が輸出入品表にあることは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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