...ファラデーは続いて種々の研究をした...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...自然界の種々の力は互に関係ありということであった...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...相島は突然彼れの周圍に起つた種々の事件を語り出した...
有島武郎 「半日」
...それ等の事実に暗示された種々な問題に就いて持つ私の考へは此処には書きません...
伊藤野枝 「嫁泥棒譚」
...それが忽(たちま)ち種々(さま/″\)の夢(ゆめ)となる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...一方ではまたそれらの種々の環境因子に通有な性質と作用の帰納に必要な資料を収集するのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...これから働いて代を払うということにして種々な道具を備えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...種々の突飛な試験をして見て...
穂積陳重 「法窓夜話」
...『滑稽太平記(こっけいたいへいき)』といふ書(ふみ)に回禄以後鹿相成家居に越年して去年(こぞ)たちて家居もあらた丸太かな 卜養宝の船も浮ぶ泉水 玄札この宝の船は種々(くさぐさ)の宝を船に積たる処を画(え)に書(かき)回文(かいぶん)の歌を書添へ元日か二日の夜しき寐して悪(あ)しき夢は川へ流す呪事(まじないごと)なりとぞ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...人間は彼等の歴史において種々の仕方で自己の本質を解釋してきた...
三木清 「認識論」
...我々の問題にしてゐるのは一般に種々なる社會の存在が成立するに至る哲學的基礎である...
三木清 「歴史哲學」
...我々のいふ事實は固よりハイデッガーのいふ現存在とは種々なる點に於て根本的に異つてゐるが...
三木清 「歴史哲學」
...種々の奇行があつても...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...まだ種々あるかも知れない...
吉川英治 「折々の記」
...織田家の内情について種々な知識を得た...
吉川英治 「新書太閤記」
...種々(いろいろ)な小策を取って...
吉川英治 「新書太閤記」
...種々(いろいろ)とお耳に入れねばならぬ事や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「いえもうそれは種々な御事情もおありで御座いませうが...
若山牧水 「熊野奈智山」
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