...」これから種々の物体について...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...富の余裕大ならざるイギリスにおいて種々の國營を實施しているのにたいし...
石原莞爾 「新日本の進路」
...五 美妙と紅葉との比較美妙と紅葉とは種々の点で違っていた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...無情な慈悲の神「死」をば種々の名前であがめて来た...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...猟師(れふし)ども力(ちから)を戮(あは)せてこれを捕(と)るに種々(しゆ/″\)の術(じゆつ)ある事初編(しよへん)に記(しる)せり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...種々の固有性を論證することができるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...カウフマン以後種々の人が精密な実験を行うたその結果は電子の質量はほとんど全部電磁的のものであるらしい...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...その時の種々の滑稽は今は樂しい思ひ出である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...しかもこの種々様々な資本投下部面が非常に屡々コンツェルンの基本的生産と殆んど何らの依存関係もなく...
戸坂潤 「読書法」
...尤も其共通の傾向と申しても種々の方面よりして考察して見ることが出來やう...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...仮りに種々の事件から来る色々の智的及び感情的の重荷を数で表わして...
豊島与志雄 「戯曲を書く私の心持」
...種々雜多の亂暴狼藉は...
羽田亨 「聚樂廻り」
...種々さま/″\の数学の器械が一ぱい並べてあります...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...即(すなわ)ち種々(いろいろ)ある手段によって三摩地(さまち)の境涯(きょうがい)に入れば自ら五官の力を借りずに事物を正しく知ることが出来る...
平井金三 「大きな怪物」
...種々な交錯の中に推移してゆかなければならないことも亦当然であろう...
宮本百合子 「明日の言葉」
...兵糧運輸の線は、充分に活動しておりましたか」「とかく後方からの運送はとどこおりがちで、ために、持久を保ち、糧食を獲るためにも、種々、作戦以外の作戦と経営をなさねばならなかった」「それでは、李厳(りげん)のはなしと、まるであべこべです...
吉川英治 「三国志」
...種々の薬品を納入に来たのは次の日だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの種々(さまざま)な音(ね)の変化はどこから起るのかと思いますと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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