...それは社会が規則的により稠密になり...
石川三四郎 「社会的分業論」
...衆人稠坐(ちうざ)而も藝者などが澤山ゐる中で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...人口が稠密(ちゅうみつ)となって形勢が変わってくると...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...人家は稠密(ちゅうみつ)と云うほどでもないが...
田中貢太郎 「馬の顔」
...事稠(しげ)き代の御安息(みやす)無く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...常態から異常態への推移の段階は段々稠密となり遂に連続した一本の糸となって来ることは...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...メキシコ及びペルウという人口稠密の大帝国のインディアンは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...オウタハイト及びソサイティー諸島の人口稠密な海岸地方に眼を転ずるならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...アラビアのいかなる地方も真に極めて人口稠密であるとは思われないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この国の人口稠密なことを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...富みかつ人口稠密な国土としては全く異常なものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...精神と心情の誇張ない稠密な美への憧憬がつよく起っています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...観照的に錬稠(れんちう)して見せたのは...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...関西地方のように早くから人口が稠密(ちゅうみつ)で一村の分限の狭い所では...
柳田國男 「地名の研究」
...樊稠(はんちゅう)などという錚々(そうそう)たる人々がいた...
吉川英治 「三国志」
...樊稠(はんちゅう)は右将軍(うしょうぐん)に任ぜられた...
吉川英治 「三国志」
...李別は、叔父に代って、「諸君、こういうわけだ」と、樊稠の罪を、席上の将士へ、大声で演舌した...
吉川英治 「三国志」
...「今も甥がいったようなわけで樊稠は刑罰に附したが...
吉川英治 「三国志」
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