...山頂に立って、遠くの稜角を眺めた...
...オリンピックで、選手たちは稜角を駆け上がった...
...稜角の形状によって、風の流れが変わる...
...稜角を測定するためには、専門の器具が必要だ...
...山道で転んで、稜角に手を切ってしまった...
...天井は暗色の木材の、薄くて幅の広い片を、筵のように編んだもの、稜角や、出張りや引込みは竹、あるいは木の自然の枝で出来ていて、壁はあたたかい、褐色めいた土で塗ってある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...岩石に稜角がなくて水苔が生じていて...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...ちょっと見ると火打ち石のように見える堅緻(けんち)で灰白色で鋭い稜角(りょうかく)を示したのもあるが...
寺田寅彦 「小浅間」
...突角堡(ほ)や稜角(りょうかく)や凸(とつ)出角などをなしていたものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ロマン種族中にあって古ゼルマン族の特長となり獅子族(ししぞく)と鷲族(わしぞく)とを区別せしむるあの稜角(りょうかく)の皆無さをそなえていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それぞれ稜角堡(りょうかくほう)をなす多くの築堤でささえられ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...稜角のある大岩は間短かに累積して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...稜角(りようかく)が顕著なもの...
林芙美子 「浮雲」
...きびしい稜角をよぢのぼらうとする意志だ)わたしは人波のなかをはてしなくはてしなくさまよつてゐるやうだ...
原民喜 「鎮魂歌」
...きびしい稜角(りょうかく)をよじのぼろうとする意志だ)わたしは人波のなかをはてしなくはてしなくさまよっているようだ...
原民喜 「鎮魂歌」
...その中軸は狭長で稜角があり...
牧野富太郎 「植物記」
...屹立せる、稜角ある岩の頂...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...路上の雪は稜角ある氷片となりて...
森鴎外 「舞姫」
...路上の雪は稜角(りょうかく)ある氷片となりて...
森鴎外 「舞姫」
...路上の雪は稜角(かど)ある氷片となりて...
森鴎外 「舞姫」
...黒色の稜角(りょうかく)を...
夢野久作 「白菊」
...しかもその石たるや小さいけれど鉱石みたいな稜角(りょうかく)と堅質を持っているので...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索