...母の乳房にもたれつゝ宿すもゆかし春の夢見なば魔王もゑみぬべき稚子の眠りもひとゝきややがて寄來ん世のあらしつらきあらしのさますらむ...
土井晩翠 「天地有情」
...さればといって稲舂(つ)けば皸(かが)る我が手を今宵もか殿の稚子(わくご)が取りて嘆かむ(万葉集巻十四...
中谷宇吉郎 「雪」
...小松に交(まじ)る稚子髷(ちごまげ)の...
夏目漱石 「虞美人草」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...その稚子(ちし)また眷族(けんぞく)なる件の諸魚が半竜半馬の相を具うるので照々たりといわん...
南方熊楠 「十二支考」
...四多くの野の草が稚子(おさなご)を名付親にしていたことを知って...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...――やがて輿からおろされた千寿王はほんとにきれいな稚子(ちご)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...「稚子」「はい」「名は何というか」「佐吉(さきち)と申します」「佐吉か...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたりの稚子(おさなご)を厄介者のように...
吉川英治 「新書太閤記」
...快川のほかにも、一山にはまだ、たくさんな長老、衆僧、稚子(ちご)、雲水などいるだろうに」「あ、いや...
吉川英治 「新書太閤記」
...にこにこ笑っている稚子髷(ちごまげ)の顔が...
吉川英治 「親鸞」
...あの稚子(ちご)が...
吉川英治 「親鸞」
...稚子攫いを職業にする悪者は...
吉川英治 「親鸞」
...戯(たわむ)れ合っていた稚子(ちご)たちが...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の一稚子(ちご)を擁して...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ほかにも同じ年頃の稚子(ちご)はたくさんいるので...
吉川英治 「源頼朝」
...稚子たちは、わらわら逃げ散った...
吉川英治 「源頼朝」
...稚子の仲間をふり向いて...
吉川英治 「源頼朝」
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