...少しの修練も経てはいないし幼稚な技巧ではあったけれども...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...稚ない時から不具な爲めに受けて來た恥辱が...
石川啄木 「雲は天才である」
...学問のために苦しめられるということははなはだ幼稚な事だ...
伊藤左千夫 「廃める」
...我が筆は誠に稚(おさ)なし...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...乳房によりそふ稚兒(ちご)の如く靜かに眠(ねむ)れる空の色も...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...稚拙ながらも問題を持たぬから...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...「幼稚園の紙芝居は...
外村繁 「打出の小槌」
...物價が下るのに稿料が上るのはいけないといふ幼稚な經濟論から◇八の「具體案」といふ「廣告料の何倍かを稿料にしろ」に至つては...
直木三十五 「春夫偏見」
...丁稚も小僧も八方に飛びました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘さんの稚い心くばりを...
宮本百合子 「行為の価値」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...幼稚なお心の方であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...幼稚な芸のものを」微笑をしながらこう言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...快川のほかにも、一山にはまだ、たくさんな長老、衆僧、稚子(ちご)、雲水などいるだろうに」「あ、いや...
吉川英治 「新書太閤記」
...余りにもその云い訳が幼稚であった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――すべて稚(おさ)な子(ご)は...
吉川英治 「親鸞」
...姉弟(ふたり)の稚(おさな)いものが手をつないでシクシクと泣いている……...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...尾花家の稚妓(こども)が小鳥屋の亭主に何かひどく呶鳴(どな)られていた...
吉川英治 「春の雁」
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