例文・使い方一覧でみる「稚」の意味


スポンサーリンク

...彼のいわゆる幼なセンティメンタリズムは...   彼のいわゆる幼稚なセンティメンタリズムはの読み方
伊藤野枝 「転機」

...すべて経済上の発達はよほど幼である...   すべて経済上の発達はよほど幼稚であるの読み方
大隈重信 「東亜の平和を論ず」

...大久保の子供達は皆(をさな)い...   大久保の子供達は皆稚いの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...自分の知識は未だ幼である...   自分の知識は未だ幼稚であるの読み方
太宰治 「惜別」

...さういふことはあまりに幼過ぎると思はれるかも知れない...   さういふことはあまりに幼稚過ぎると思はれるかも知れないの読み方
田山録弥 「私の考へてゐる事」

...しかし現代の子供の絵本のあくどい色刷りなどに比較して考えるとむしろ一種拙にひなびた風趣のあるものであったようにも思われる...   しかし現代の子供の絵本のあくどい色刷りなどに比較して考えるとむしろ一種稚拙にひなびた風趣のあるものであったようにも思われるの読み方
寺田寅彦 「物売りの声」

...拙ながらも問題を持たぬから...   稚拙ながらも問題を持たぬからの読み方
戸坂潤 「現代科学教育論」

...今日(こんにち)上野博物館の構内に残っている松は寛永寺(かんえいじ)の旭(あさひ)の松(まつ)または児(ちご)の松(まつ)とも称せられたものとやら...   今日上野博物館の構内に残っている松は寛永寺の旭の松または稚児の松とも称せられたものとやらの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...御嬢さんでも丁(でっち)でも...   御嬢さんでも丁稚でもの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...伜の幾松は俵屋に丁奉公に出しました...   伜の幾松は俵屋に丁稚奉公に出しましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...拙ながら、著者の天分を窺ふに足る作品であつた...   稚拙ながら、著者の天分を窺ふに足る作品であつたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...そしてそれが一種のいい拙感を出してゐて...   そしてそれが一種のいい稚拙感を出してゐての読み方
堀辰雄 「ハイネが何處かで」

...丁度他人(ひと)と言葉を交へる時と同じやうに拙な文章が廻りくどかつたりして折角の感興にそぐはなかつた...   丁度他人と言葉を交へる時と同じやうに稚拙な文章が廻りくどかつたりして折角の感興にそぐはなかつたの読み方
牧野信一 「雪景色」

...御幼な態度をお改めにならないのを私は宮様のために惜しむ」などと大将が責めるのに道理があるように少将は思い...   御幼稚な態度をお改めにならないのを私は宮様のために惜しむ」などと大将が責めるのに道理があるように少将は思いの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...御堂關白の「榮華物語」といひ、入道相國清盛の平家一門榮華を極めたといはれることなどでも、あの時分には、よく榮華といふ言葉が使はれてをりますが、この榮華といふ言葉にしてもこれをいささか唯物的に考へますと、この“榮華”すらも今日の我々の實生活から比較してみますると、實に幼な、他愛のない榮華でもあつたのであります...   御堂關白の「榮華物語」といひ、入道相國清盛の平家一門榮華を極めたといはれることなどでも、あの時分には、よく榮華といふ言葉が使はれてをりますが、この榮華といふ言葉にしてもこれをいささか唯物的に考へますと、この“榮華”すらも今日の我々の實生活から比較してみますると、實に幼稚な、他愛のない榮華でもあつたのでありますの読み方
吉川英治 「折々の記」

...むしろ愛すべき気(ちき)――と恕(ゆる)しているような寛度で...   むしろ愛すべき稚気――と恕しているような寛度での読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...何ですか」暴れ廻っていた子は七...   何ですか」暴れ廻っていた稚子は七の読み方
吉川英治 「源頼朝」

...『日本霊異記(にほんりょういき)』は書き方の幼な書であるが...   『日本霊異記』は書き方の幼稚な書であるがの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「稚」の読みかた

「稚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稚」

「稚」の英語の意味

「稚なんとか」といえば?   「なんとか稚」の一覧  


ランダム例文:
切れ込む   技術的水準   生命が脅かされる  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
持効性注射剤   適格性   臨界点  

スポンサーリンク

トップへ戻る