...婦人は、稍(やや)、わざとらしく、室(へや)の中を見廻した...
芥川龍之介 「手巾」
...稍肥えたる一夫人あるを見て進み近づき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...稍あつてから力を籠めて言つて...
石川啄木 「鳥影」
...稍あつてから、『え? 何の事私が誤解してるツて?』と靜子が又言ふ...
石川啄木 「鳥影」
...』と稍霎時(ややしばらく)してから...
石川啄木 「漂泊」
...その応用稍々狭隘にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...稍痩せ地の皮膚のかさ/\してゐるのが目に立つて見えた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...無言でながめてゐたりしが稍ありて「いや...
田澤稲舟 「五大堂」
...稍有リ二男女同権之説一...
永井荷風 「虫干」
...昨日より稍々ハマった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼は川のふちにたどり着いて稍暫く頭をかかへたまま息絶れの静まるのを待つた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...裏の藪隅の日溜りに稍々大きな温室(サンルーム)を拵えたことなどを思ひ出した...
牧野信一 「悪筆」
...此名前は幼年の時代に稍ともすれば聞かされたものだ...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...そこにとまつたからと思つて拾はうとしても稍ともすれば見失ふたのに...
牧野信一 「冬日抄」
...祖母は稍々(やや)興奮して云つた...
正宗白鳥 「孫だち」
...稍上の學校、中學以上になつて假名遣を誤る例を頻りに擧げられて、それを以て困難若くは不可能の證明にしようとせられますけれども、是れは周圍に誤が多い、新聞紙を讀んでも小説を讀んでも、皆亂雜な假名遣である、目に觸れるものが皆間違つて居るのでありますから、縱令(たとひ)學校だけでどう教へても誤まるのであります...
森鴎外 「假名遣意見」
...顏も顴骨(くわんこつ)が稍出張つてゐるのが疵であるが...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...少くも大衆文學の稍々優れたものと...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の有原航平さん: ソフトバンクから日本ハムに復帰し、背番号74を選択。 ⚾
- スキー選手の葛西紀明さん: ノルディックスキー・ジャンプのレジェンドで、W杯出場回数のギネス記録保持者。🏂
- テニス選手の錦織圭さん: 全豪オープン予選で状態上がらず棄権 🤕
