...しかし一般に百を理解している人が百を説明しきれる場合は稀有に属する...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...その形態がすこぶる稀らしく...
知里真志保 「あの世の入口」
...また稀に来る人をあまり歓迎もしないらしく見えた...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...糸切歯が虫に腐蝕されることは極めて稀であるが...
豊島与志雄 「理想の女」
...こういうことは決して世に稀(まれ)でない...
新渡戸稲造 「自警録」
...中国では稀でない肥満は治療されない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...稀にあっても偶然はやはり偶然だ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...赤い振袖を着た稀代(きたい)の美男が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...高山は空気が稀薄であるから...
正木不如丘 「健康を釣る」
...人通りが稀になった...
松本泰 「緑衣の女」
...ニュウ・オランダの稀薄に散在している蒙昧人について...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この仕事は他の国にも稀(まれ)に見られますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...稀々(まれまれ)には出て働いておりまして...
柳田国男 「木綿以前の事」
...実際はまだ決して稀(まれ)でない...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...九大精神病学教授正木博士投身自殺す同時に狂人の解放治療場内に勃発せし稀有(けう)の惨殺事件曝露す今(こん)二十日午後五時頃...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...稀れな鵺(ぬえ)です...
吉川英治 「私本太平記」
...むろん政治上の事にかかわる範綱ではないから、和歌のお相手や、稀に、御宴(ぎょえん)の端につらなるくらいの程度であった...
吉川英治 「親鸞」
...稀には黄いろい桑の落葉の中にかゞんで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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