...余之を見て思へらく眼を悦ばす美麗なる色素や嗅覚を楽ましむる馥郁たる香料は化学工業によりて数多く製造されつゝあれども味覚に訴ふる製品はサッカリンの如き恠し気なる甘味料を除きては殆んど稀なり...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...彼は、世に最も稀な、最も高価なものの外は求めなかつた...
ヴァレリイ 坂口安吾訳 「〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ」
...此の如き稀覯書を外国から仰いで積んで置く事は出来無いが...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...童稚(どうち)女子(ぢよし)はその実跡(じつせき)をしれるが稀(まれ)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...外出して歸つた父の袂からは紙にくるんだ煎餠位のお土産が出ぬ事は稀であつた...
高濱虚子 「俳諧師」
...途中何かと故障があって一家を成すに到る人は甚だ稀(まれ)であります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...尚(な)ほ且つこの稀有(けう)の心証に与(あづか)ることを得たる嬉(うれ)しさ...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...これらの物は利用を有するが一般に稀少ではなく...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...稀には何処から迷い込んだか洋服ゲートルの猟者が銃先(つつさき)に鴫(しぎ)や鵯(ひよ)のけたゝましく鳴いて飛び立つこともあるが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今更めて立向ふにも自覚的な人は甚だ稀なやうである...
中原中也 「新短歌に就いて」
...ますます稀になつてきた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...よほど稀な・特別な・変形をしたのだな...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昔に競い得る新たなものは稀(まれ)であろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...稀(まれ)にはそれと同様な情景創造もあったか知らぬが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...稀(まれ)にはその御姉の岩長姫命とも称(とな)えて...
柳田国男 「山の人生」
...稀に後進の為に国典を講ずるのみ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...いまの武将は」「いやいかに道義が廃(すた)った今でも彼のごときは全く稀(ま)れです...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて売卜の看板を出すも殆ど客稀れ...
吉川英治 「年譜」
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