...人格すなわち詩と称すべきなり...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...潜水飛行艦と称すべきものと思わる...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...人造絹と称する物は今日のところでは真の絹ではないが...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...凡て神話的記事と称す可く...
高木敏雄 「比較神話学」
...之を仮にも文学以前などと称する者は...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...基隆のことを洒落て雨港とも称するほどである...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...などと彼らが称するところの塗料を過去の上に塗る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この「討幕の密勅」と称する偽勅(ぎちょく)を出したのである...
蜷川新 「天皇」
...百事他人に殊なりと称する人にても...
福沢諭吉 「徳育如何」
...今に化学をやると解るが爪の中には酸素の一種で笑気と称する原素が含まれてゐるんだ...
牧野信一 「爪」
...」「作家志望だと称する泥酔の佐田某なる老村吏が現れて...
牧野信一 「病状」
...植物学上で頭状花(とうじょうか)と称する...
牧野富太郎 「植物知識」
...この歌を勅撰集に加へたる勇気も称するに足るべくと存候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...決して佳句と称すべからず...
正岡子規 「俳諧大要」
...この説が推称するのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...耕地の字にアイノ田と称するのも川の跡であるらしい...
柳田國男 「地名の研究」
...その地方特有のイスメラと称する女祈祷師からこの方法を伝授されまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「十八ヵ国十七鎮の大兵と誇称するも...
吉川英治 「三国志」
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