...この「秘本」には貴重な古代の知識が詰まっている...
...その古い本棚には「秘本」が何冊か隠されていると言われている...
...「秘本」は普通の本と違って専門的な知識が書かれていることが多い...
...友達が「秘本」を読んで彼女の論文に役立てたそうです...
...研究者たちは「秘本」が大切な文化財であることを知っている...
...残らず記した秘本をくれた...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...まだ世間に流布(るふ)されていない秘本をずいぶん持っていましたからね……『日蓮ハ日本国東夷東条安房ノ国海辺ノ旃陀羅(せんだら)ガ子ナリ!』これは佐渡御勘気鈔(さどごかんきしょう)という本のうちにあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...心は玉蕉女史の家の離れのあの一夜のこと――王羲之(おうぎし)の秘本を土産に持って来ると誓った...
中里介山 「大菩薩峠」
...秘本とちがって音声を発するレコードのこと...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...『医心方』は禁闕(きんけつ)の秘本であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...教来石流の煙火の秘本だからの...
吉川英治 「銀河まつり」
...ばかばかしい」「ほんとに、駄目でございましょうか」「そなたも本気になって、その腐い物を掘る張り番をしていましたな」「でも、父の秘本に、赤い光を出す交(ま)ぜ薬(ぐすり)のことが書いてあって、それには、墓場にあるある物から一つの薬をとるのだといっていましたが」「そんなことは、アイヌ族か熊襲(くまそ)でも考えたことだろう...
吉川英治 「銀河まつり」
...どうしても手に入れることが出来なかった陶製の秘本だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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